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【連載企画】ロックを再生する

【連載企画】ロックを再生する

2021年1月28日 00:00

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片岡義男『彼らを書く』を読んで「なんであの映画がないんだ!」と思われた方は、きっとたくさんいらっしゃると思います。それらの「紙面に登場しなかった」映像作品について取り上げ、これまでとはちょっと違ったユニークな視点から掘り起こしていこうというのが新連載『ロックを再生する』です。書き手(そして本編イラストも)は『僕も彼らを書く』に引き続き、編集者の篠原恒木さんです。

◆著者紹介

篠原恒木
篠原恒木(しのはらつねき)

光文社の編集者。女性月刊誌『JJ』の元編集長。現在は宣伝の統括を担う。片岡義男の編集担当として以下の3作品を世に出した。『珈琲が呼ぶ』『コーヒーにドーナツ盤、黒いニットのタイ。』の2作は珈琲ブームの火種にもなった作品。そして、片岡義男とガッツリ肩を組み、長期に渡り合ったザ・ビートルズ、ボブ・ディラン、エルヴィス・プレスリーに関するエッセイ集『彼らを書く』。これらは、篠原恒木自身の連載『僕も彼らを書く』、『ロックを再生する』へと続いている。

◆著者よりひとこと

「自分の好きな服を着ればいい」
「自分の言葉で話せばいい」
「自分の声で歌えばいい」
「自分が好きなように生きていけばいい」
ザ・ビートルズ、ボブ・ディラン、エルヴィス・プレスリーの映像を再生すれば、
いつだって彼らは僕にそう語りかけているような気がします。
だから僕は、さらに「彼らを書く」のです。

◆ 最新刊(2021/7/29公開)

第27回『イエスタデイ』
第27回『イエスタデイ』

『トレインスポッティング』のダニー・ボイル監督による2019年の映画『イエスタデイ』。「もし『ザ・ビートルズ』を知っているのが世界中で自分だけだったら」という設定のコメディ&音楽映画です。誰もが楽しめる作品ですが、ザ・ビートルズのファンであればあるほど、随所に散りばめられた脚本上の演出や仕掛けられた様々な「謎」に気がつくはず。それらの謎解きに挑戦できるのはファンならではの特権かもしれません。そして篠原さんお勧めの「あのシーン」とは……。できれば本編をご覧になってからお読みください。きっともう一度観たくなること請け合いです。→ 作品を読む

◆ 次回予告

第28回『リンゴとマカロニ』
2021/8/5公開
第28回『リンゴとマカロニ』

ザ・ビートルズの解散後、メンバーはそれぞれの道を歩んでいきますが、リンゴ・スターだけはミュージシャンとしてのビジョンがいまひとつ見出せなかったようです。70年代〜80年代半ばにかけては映画俳優としても活動しますが、彼の名前だけが欲しい映画会社に利用された、と考えるのはうがった見方でしょうか。次回はその中でも珍品とも言えるマカロニ・ウエスタン映画を紹介します。その後リンゴは、元ザ・ビートルズのメンバーらの手を借りたソロ・アルバムが大ヒット。しかしそれも続かずやがてアルコール依存症となり、オール・スター・バンドを結成し復活するまでにはそれなりに年月が必要でした。

◆ 『彼らを書く』(2020/04/22刊行)

◆ 『彼らを書く』(2020/04/22刊行)
“このように書かれた「彼ら」を読むのは初めてだ。圧倒された。”
細野晴臣氏(音楽家)

採り上げられた映像作品は全部で31作品。有名な『A HARD DAY’S NIGHT』や『HELP!』などが含まれていない「カタオカ・チョイス」にも、ファンの深読みがすでに始まっている。ディラン再来日、そして9月公開予定のザ・ビートルズ映画『GET BACK』を心待ちにしながら読み進めるのには最適の一冊。

【単行本】光文社|定価:本体2,000円+税|256頁

→『彼らを書く』特設サイト(光文社)で、試し読みをする
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