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ロックを再生する|第21回|貸した七万五千円を返せ

 ジョン・レノンが一九六一年にリード・ヴォーカルをとったAin’t She Sweetが冒頭に流れる。ジャック・イェレンとミルトン・エーガーが一九二七年に書いた曲で、後にスタンダードナンバーになったものだ。ここでのジョンの歌唱は見事だ。曲はゴリゴリのロックンロールにアレンジされている。喉の調子が悪かったようだが、それがかえってワイルドに聴こえる。ヴォーカリストとしてのジョン・レノンはこの時点ですでに完成されていたという驚きの事実がこの一曲でわかる。
 一九六一年六月、ザ・ビートルズはイギリスの歌手トニー・シェリダンが歌う…

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