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片岡義男.com 全著作電子化計画

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評論・エッセイ

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作品一覧

公開作品 1085

僕の戦後

僕の戦後

片岡義男の疎開先である山口県。岩国駅にある祖父が建てた家での生活を振り返る。東の空に立ち上る不思議な…

不況はなぜ終わらないか

不況はなぜ終わらないか

中高年の失職と再就職の不可能に近い困難さは、それまで続けて来た仕事、つまりその領域が必要とされていた…

強烈なキャラクターです

強烈なキャラクターです

日本の国家運営は失敗の連続だったが、それが自分たちの権力や利益と結びついている、という大矛盾を根源的…

真の文化とは時間の蓄積だ

真の文化とは時間の蓄積だ

真の文化を生んでいく作業にとってまずなによりも必要的なのは、豊かにある自由時間だ。そのなかでまとまり…

母国語の性能と戦後の日本

母国語の性能と戦後の日本

利得主義とも言うべき強い傾向が、日本語の性能のなかに偏りとして存在する。ただいま目の前にあるこの瞬間…

自分の国の守りかた

自分の国の守りかた

世界貿易センターがテロ攻撃によって崩壊した時、「これは戦争だ」とアメリカ大統領は直ちに宣言した。アメ…

少年少女が成長する物語の、最後のページ。グッド・ラックとしか言いようがない

少年少女が成長する物語の、最後のページ。グッド・ラックとしか言いようがない

アメリカのグロウイング・アップ小説においては、物語の始まりと終わりで主人公のあり方は大きくちがってい…

起重機は言葉を失わない

起重機は言葉を失わない

デイヴィッド・レーヴィットの小説『失われしクレーン〔起重機〕の言葉』の主人公フィリップ・ベンジャミン…

ポール・オースターを読む。自分がすこしずつ消えていく。物語が終わるときの、どうにもならないせつなさ

ポール・オースターを読む。自分がすこしずつ消えていく。物語が終わるときの、どうにもならないせつなさ

ポール・オースターの『ニューヨーク三部作』は、読みはじめると途中で中断するのがたいへんに惜しい気持ち…

一冊の小説がひとりの人物の肖像画を描くことを目的とし、それに成功している好例

一冊の小説がひとりの人物の肖像画を描くことを目的とし、それに成功している好例

チャールズ・ポーティスの『ノーウッド』。この短い小説のなかで描かれ語られているのは、ノーウッド・プラ…

一人称の「私」が語る、アメリカの父親という謎の物語

一人称の「私」が語る、アメリカの父親という謎の物語

エリック・ラーセンの小説『アン・アメリカン・メモリー』は、作中の「私」が父親、そして祖父について語る…

アメリカの夫婦関係。それはありとあらゆる衝突や葛藤という、やっかいな対立問題の連続だ

アメリカの夫婦関係。それはありとあらゆる衝突や葛藤という、やっかいな対立問題の連続だ

ローレンス・ノーモフの『泣いている女たちの夜』は、ひと組のまだ若い夫婦を接点にして、それぞれの両親と…

風土の描写はたいへんにうまい。ショッピング・モールの駐車場の描写など、朗読したくなるほどに素敵だ

風土の描写はたいへんにうまい。ショッピング・モールの駐車場の描写など、朗読したくなるほどに素敵だ

僕がフレデリック・バーセルミを最初に読んだのは、『ムーン・デラックス』だった。現代の、まさにいまのア…

ブローティガンについて僕が『ポパイ』に書いた、ふたとおりの文章

ブローティガンについて僕が『ポパイ』に書いた、ふたとおりの文章

1982年6月、僕は雑誌『ポパイ』に、リチャード・ブローティガンの『東京モンタナ急行』について書いた…

不幸な女性キャリーをどんな目に遭わせてもかまわない、というところから出発する著者と読者たち

不幸な女性キャリーをどんな目に遭わせてもかまわない、というところから出発する著者と読者たち

スティーヴン・キングの長編小説『キャリー』の主人公、キャリエッタ・ホワイトは、テレキネシスという特殊…

人生はホラー・ストーリーだ。恐怖の物語は幼児の頃になにげなくはじまる。あなたの場合も、きっとそうだ

人生はホラー・ストーリーだ。恐怖の物語は幼児の頃になにげなくはじまる。あなたの場合も、きっとそうだ

ジェシカ・サヴィッチは、1970年代終盤から80年代序盤にかけて、NBCによる全国ネットのTVニュー…

自分という個をすべての他から切り離し、直視し、内省を深める。そのことが自分の創造的エネルギーとなる

自分という個をすべての他から切り離し、直視し、内省を深める。そのことが自分の創造的エネルギーとなる

アン・バークという作家の小説『ラーフ・ラインズ』は、大学生の頃から現在にいたるまで、ずっと親友どうし…

いくつかの海岸、というタイトルの長編小説。海岸は砂の落ちきることのない、巨大な砂時計

いくつかの海岸、というタイトルの長編小説。海岸は砂の落ちきることのない、巨大な砂時計

『いくつかの海岸』という長編小説を、期待をもって手に取った。聖域としての海、そして海岸が、主題のため…

すこしだけ他人のように。だから大部分は、すでに他人ではなく

すこしだけ他人のように。だから大部分は、すでに他人ではなく

エミリー・リストフィールドの『すこしだけ他人のように』という小説タイトルは、大部分はすでに他人ではな…

短編集のなかを歩く。ときたま、いい短編に出会う。経過していく時間のなかでの、重要な標識だ

短編集のなかを歩く。ときたま、いい短編に出会う。経過していく時間のなかでの、重要な標識だ

いい短編小説に出会うのは、記念すべき楽しい出来事だ。記憶に残るいくつもの短編小説は、経過していく時間…

かつて詩集を一冊だけ訳した

かつて詩集を一冊だけ訳した

ロッド・マッケンの詩集を、かつてぼくは一冊だけ、翻訳したことがある。『アローン』(邦題は『ひとり』)…

カウガールたちにもブルースはあったか

カウガールたちにもブルースはあったか

トム・ロビンズの『カウガール・ブルース』は、親指が人なみはずれて大きくなるように生まれついた、才覚の…

ニール・サイモンを新幹線のなかで読む楽しさ

ニール・サイモンを新幹線のなかで読む楽しさ

ニール・サイモンのシナリオにもとづくロバート・グロスバックのペーパーバック小説は、西へむかう新幹線に…

否定的にとらえて本質にせまる

否定的にとらえて本質にせまる

あらゆる夢が現実になる場所としてカリフォルニアをとらえる立場がある。しかし、「明るいカリフォルニア」…

絵本と新幹線と夜の時間

絵本と新幹線と夜の時間

どうしても読まなければいけない本が三冊あり、その場所と時間を作るため、新幹線で西へむかった。その次の…