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片岡義男.com 全著作電子化計画

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関連・読みもの

わたしの片岡義男

No.23|片岡サポータ 坂本好徳「『美しく正しいさようならの言いかた』現代にも通じる魅力」
わたしの片岡義男

No.23|片岡サポータ 坂本好徳「『美しく正しいさようならの言いかた』現代にも通じる魅力」

片岡義男さんの作品の魅力を最近あらためて考えたときに、今絶大な人気を誇る新海誠監督のアニメ作品と共通…

No.22|片岡サポータ 佐藤公一「ぼくの伯父さん」
わたしの片岡義男

No.22|片岡サポータ 佐藤公一「ぼくの伯父さん」

 私と片岡義男との出会いは、1973年8月の『ワンダーランド』創刊号、その冒頭に掲載された「丘の上の…

No.21|片岡サポータ Y.H.「Lonesome Cowboy……夢から現実へ」
わたしの片岡義男

No.21|片岡サポータ Y.H.「Lonesome Cowboy……夢から現実へ」

 この小説と出会ったのは1970代の終わり、大学に入ってすぐのころだったと記憶している。小学生の時に…

No.20|片岡サポータ K.M.「片岡義男の食」
わたしの片岡義男

No.20|片岡サポータ K.M.「片岡義男の食」

『孤独のグルメ』というテレビ番組が好きで、新シーズンが始まると欠かさず観ている。僕のまわりにもファン…

No.19|片岡サポータ Tami「スケッチする彼」
わたしの片岡義男

No.19|片岡サポータ Tami「スケッチする彼」

 片岡さんの書くものは「観察すること」が基本にあると思います。 余計な思いこみなしに客観的に対象を…

No.18|大竹昭子「写真の無意識に導かれて」
わたしの片岡義男

No.18|大竹昭子「写真の無意識に導かれて」

 週末の夕方、学芸大学駅前のビストロで食事をし、食べ終えて外に出ると、東急目黒線に乗れば家のある四谷…

No.17|高崎俊夫「ジャズの人、片岡義男」
わたしの片岡義男

No.17|高崎俊夫「ジャズの人、片岡義男」

「きまぐれ飛行船」にはいつもジャズがかかっていた。  あれは1970年の終わり頃だったと思う。当時…

No.16|高橋美礼「あの頃の表紙と、私が手がけた電子書籍の表紙。」
わたしの片岡義男

No.16|高橋美礼「あの頃の表紙と、私が手がけた電子書籍の表紙。」

 子どもの頃から、私の実家の本棚には片岡義男小説が並んでいた。『ロンサム・カウボーイ』や『10セント…

No.15|渡部幻「Back to 1981」
わたしの片岡義男

No.15|渡部幻「Back to 1981」

 「片岡義男」との最初の遭遇はよくおぼえている。 1981年の『海まで100マイル』(晶文社)。横型…

No.14|須田美音「本当にすごかったヨシオさん」
わたしの片岡義男

No.14|須田美音「本当にすごかったヨシオさん」

まだ社会人になって3年目くらいの冬、当時『群像』編集部に所属しており、出張で京都に行った。帰りの新幹…

No.13|吉田保「『日本語の外へ』の頃」
わたしの片岡義男

No.13|吉田保「『日本語の外へ』の頃」

【世の中が変わるかも】  ぼくが片岡義男氏の本を初めて読んだのは『ぼくはプレスリーが大好き』だった…

No.12|高橋茅香子「その人の本は、1冊1冊が島なのだ」
わたしの片岡義男

No.12|高橋茅香子「その人の本は、1冊1冊が島なのだ」

【「彼女の林檎」の女性ライダーは、絶対に私】 1970年代から80年代にかけて私はほとんど毎日50…

No.11|堀部篤史「切るとせっかくのフレイヴァーが台無しになる」
わたしの片岡義男

No.11|堀部篤史「切るとせっかくのフレイヴァーが台無しになる」

【リーダビリティより大切なもの】 「アメリカ各地の新聞に連載されていたチャールズ・シュルツの『ピー…

No.10|山崎まどか「片岡義男を発見した日」
わたしの片岡義男

No.10|山崎まどか「片岡義男を発見した日」

【『少女時代』に耽溺する】 私が片岡義男を発見したのは、2005年8月10日のことだ。 何故…

No.9|持田泰「ポスト高度経済成長期文学としての初期片岡義男」
わたしの片岡義男

No.9|持田泰「ポスト高度経済成長期文学としての初期片岡義男」

【ヤンキー小説、あるいはロードサイド文学の起源】  初期片岡義男の背骨には「リアリズム」がある。「…

No.8|吉上恭太「きまぐれ飛行船にのっていた頃」
わたしの片岡義男

No.8|吉上恭太「きまぐれ飛行船にのっていた頃」

【音楽の風景が浮かんでくる】  片岡義男のエッセイを読んでいると、ぼくの耳には低い、すこしくぐもっ…

No.7|佐久間文子「わたしの記憶は白いTシャツ」
わたしの片岡義男

No.7|佐久間文子「わたしの記憶は白いTシャツ」

【ディテールに心を奪われる】  初めて読んだ片岡義男作品は『幸せは白いTシャツ』である。  …

No.6|鳥嶋七実「不自由さのなかの自由」
わたしの片岡義男

No.6|鳥嶋七実「不自由さのなかの自由」

【感情が吸着される小説】  片岡作品との付き合いの長さは、往年のファンの人たちのように、とても長い…

No.5|小池昌代「未完の詩」
わたしの片岡義男

No.5|小池昌代「未完の詩」

【読まれてこそ詩になる】  その人は、〈よき声〉を持っていて、いつも低い位置から静かに語りだす。声…

No.4|石田千「彼らと愉快に過ごす」
わたしの片岡義男

No.4|石田千「彼らと愉快に過ごす」

【ひとが生きるうえで大切なこと】  北村君の部屋から、枝ぶりのいい柿の木が見える。一年ごとに、実が…

No.3|八巻美恵「驚き続けるわたし」
わたしの片岡義男

No.3|八巻美恵「驚き続けるわたし」

【考えごとは、小説?】  赤い背の角川文庫が毎月のように出版されていたころ、それをいつも書店でみて…

No.2|北條一浩「いくらなんでも六杯は多すぎる、と感じている凡庸な読者として」
わたしの片岡義男

No.2|北條一浩「いくらなんでも六杯は多すぎる、と感じている凡庸な読者として」

【少しだけ身を剥がすことのできる場所】  片岡義男さんに初めてお目にかかったのは東京・町田の喫茶店…

No.1|篠原恒木「サラリーマンの誰もが抱く夢」
わたしの片岡義男

No.1|篠原恒木「サラリーマンの誰もが抱く夢」

【片岡義男さんは、言葉に敏感だ】  片岡義男さんは、怒らない。  嫌味も、皮肉も言わない。  …

インタビュー

対談 片岡義男×浅野温子 映画『スローなブギにしてくれ』(1981年)公開記念
インタビュー

対談 片岡義男×浅野温子 映画『スローなブギにしてくれ』(1981年)公開記念

「縦書き」でお読みいただくことをおすすめしています。雑誌に掲載された貴重な写真をご覧いただくことがで…

片岡義男 × 江國香織 × 佐々木敦『窓の外を見てください』刊行記念イベント|名手が明かす“最高の小説のつくりかた” 第2弾
インタビュー

片岡義男 × 江國香織 × 佐々木敦『窓の外を見てください』刊行記念イベント|名手が明かす“最高の小説のつくりかた” 第2弾

2019年7月下旬、片岡義男の新作長編『窓の外を見てください』が発売になりました。翌月22日、下北沢…

生きるに楽な場所を探しちゃいないか?――映画評論家・大久保賢一さんに聞く30年前のこと
インタビュー

生きるに楽な場所を探しちゃいないか?――映画評論家・大久保賢一さんに聞く30年前のこと

今日、映画評論家の大久保賢一さんに来ていただいたのは「ロンサム・カウボーイ」についてお聞きしたいこと…

佐藤秀明さん、お帰りなさい!
インタビュー

佐藤秀明さん、お帰りなさい!

20日間『ロンサム・カウボーイふたたび』の旅を終え、写真家・佐藤秀明さんが無事帰ってきました。スタッ…

ぼく自身がロンサム・カウボーイになる――出発直前インタビュー
インタビュー

ぼく自身がロンサム・カウボーイになる――出発直前インタビュー

写真家・佐藤秀明さん。1960年代後半にニューヨークに住み、70年代に入ると波を追いかけてサーフィン…

メイキング

制作舞台裏|『豆大福と珈琲』――鮮やかな作家の企み
メイキング

制作舞台裏|『豆大福と珈琲』――鮮やかな作家の企み

2016年9月7日、朝日新聞出版より『豆大福と珈琲』が発売されました。朝日新聞連載の表題作のほか、書…

制作舞台裏|エッセイ集『彼らを書く』――片岡義男が「彼ら」への思いを綴る
メイキング

制作舞台裏|エッセイ集『彼らを書く』――片岡義男が「彼ら」への思いを綴る

2020年4月22日、光文社より『彼らを書く』が発売されます。彼らとはザ・ビートルズ、ボブ・ディラン…

制作舞台裏|エッセイ集『珈琲が呼ぶ』――やはり、コーヒーが似合う作家
メイキング

制作舞台裏|エッセイ集『珈琲が呼ぶ』――やはり、コーヒーが似合う作家

 2018年1月17日、光文社より『珈琲が呼ぶ』が発売されました。カラー写真がふんだんに盛り込まれた…

『蛇の目でお迎え』はどうつくられたか
メイキング

『蛇の目でお迎え』はどうつくられたか

小説はいかにして生まれるのか──。2017年1月13日、小説「蛇の目でお迎え」の舞台となった東京都世…

制作舞台裏|『万年筆インク紙』――“書くこと”の根幹へ
メイキング

制作舞台裏|『万年筆インク紙』――“書くこと”の根幹へ

2016年11月11日、晶文社より『万年筆インク紙』が発売されました。作家・片岡義男が道具から「書く…

制作舞台裏|短編集『ジャックはここで飲んでいる』――“あの頃”の続きの物語を届けたい
メイキング

制作舞台裏|短編集『ジャックはここで飲んでいる』――“あの頃”の続きの物語を届けたい

『ジャックはここで飲んでいる』が文藝春秋より2016年5月9日に発売されました。『文學界』掲載の6作…

制作舞台裏|再会は、ひとつの言葉だ。――連作小説集『と、彼女は言った』
メイキング

制作舞台裏|再会は、ひとつの言葉だ。――連作小説集『と、彼女は言った』

今春は小説の新刊が続々刊行されています。2016年4月21日は、連作小説集『と、彼女は言った』が講談…

制作舞台裏|『コーヒーにドーナツ盤、黒いニットのタイ。』ができるまで
メイキング

制作舞台裏|『コーヒーにドーナツ盤、黒いニットのタイ。』ができるまで

2016年2月20日、片岡義男さん書き下ろしの小説『コーヒーにドーナツ盤、黒いニットのタイ。』が光文…

制作舞台裏|寒い日は、炬燵と蜜柑と片岡義男。
メイキング

制作舞台裏|寒い日は、炬燵と蜜柑と片岡義男。

2015年11月、片岡義男さんの新しい短編集『この冬の私はあの蜜柑(みかん)だ』が発売になりました。…

その他の作品

制作舞台裏|『豆大福と珈琲』――鮮やかな作家の企み
メイキング

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2016年9月7日、朝日新聞出版より『豆大福と珈琲』が発売されました。朝日新聞連載の表題作のほか、書…

対談 片岡義男×浅野温子 映画『スローなブギにしてくれ』(1981年)公開記念
インタビュー

対談 片岡義男×浅野温子 映画『スローなブギにしてくれ』(1981年)公開記念

「縦書き」でお読みいただくことをおすすめしています。雑誌に掲載された貴重な写真をご覧いただくことがで…

制作舞台裏|エッセイ集『彼らを書く』――片岡義男が「彼ら」への思いを綴る
メイキング

制作舞台裏|エッセイ集『彼らを書く』――片岡義男が「彼ら」への思いを綴る

2020年4月22日、光文社より『彼らを書く』が発売されます。彼らとはザ・ビートルズ、ボブ・ディラン…

No.23|片岡サポータ 坂本好徳「『美しく正しいさようならの言いかた』現代にも通じる魅力」
わたしの片岡義男

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片岡義男 × 江國香織 × 佐々木敦『窓の外を見てください』刊行記念イベント|名手が明かす“最高の小説のつくりかた” 第2弾
インタビュー

片岡義男 × 江國香織 × 佐々木敦『窓の外を見てください』刊行記念イベント|名手が明かす“最高の小説のつくりかた” 第2弾

2019年7月下旬、片岡義男の新作長編『窓の外を見てください』が発売になりました。翌月22日、下北沢…

No.22|片岡サポータ 佐藤公一「ぼくの伯父さん」
わたしの片岡義男

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No.21|片岡サポータ Y.H.「Lonesome Cowboy……夢から現実へ」
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わたしの片岡義男

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No.16|高橋美礼「あの頃の表紙と、私が手がけた電子書籍の表紙。」
わたしの片岡義男

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No.15|渡部幻「Back to 1981」
わたしの片岡義男

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わたしの片岡義男

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わたしの片岡義男

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制作舞台裏|エッセイ集『珈琲が呼ぶ』――やはり、コーヒーが似合う作家
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生きるに楽な場所を探しちゃいないか?――映画評論家・大久保賢一さんに聞く30年前のこと
インタビュー

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佐藤秀明さん、お帰りなさい!
インタビュー

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20日間『ロンサム・カウボーイふたたび』の旅を終え、写真家・佐藤秀明さんが無事帰ってきました。スタッ…

東京箱入り娘(その6)|ジューク・ボックス篇
過去の情報

東京箱入り娘(その6)|ジューク・ボックス篇

この連載では、片岡義男作品の中にしばしば現れる「箱」に注目してきました。「箱」というのは、前回の第5…

新企画『ロンサム・カウボーイふたたび』の背景を語る
過去の情報

新企画『ロンサム・カウボーイふたたび』の背景を語る

 サポータってなんだろうね……よくわからないナ。  ちょっと困ったような顔をして片岡義男さんが呟い…

ぼく自身がロンサム・カウボーイになる――出発直前インタビュー
インタビュー

ぼく自身がロンサム・カウボーイになる――出発直前インタビュー

写真家・佐藤秀明さん。1960年代後半にニューヨークに住み、70年代に入ると波を追いかけてサーフィン…

今日は口数がおおい(その11)|『ロンサム・カウボーイ』と向き合う
過去の情報

今日は口数がおおい(その11)|『ロンサム・カウボーイ』と向き合う

 片岡さんの初期の小説に愛着がある人にとってはおそらく忘れがたい『ロンサム・カウボーイ』(晶文社 1…

東京箱入り娘(その5)|ギフト・ボックス篇
過去の情報

東京箱入り娘(その5)|ギフト・ボックス篇

 この連載ではこれまで、片岡義男さんの小説の「閉ざされた空間」に着目して読んできました。その中で、電…

今日は口数がおおい(その10)|8月は10冊をお届けします
過去の情報

今日は口数がおおい(その10)|8月は10冊をお届けします

 片岡義男さん自身が自分の小説のデビュー作としている「白い波の荒野へ」(初出は「野性時代」1974年…

東京箱入り娘(その4)|ステーション・ワゴン篇
過去の情報

東京箱入り娘(その4)|ステーション・ワゴン篇

 この連載では、開放感にあふれているようなイメージのある片岡義男作品が、実際はそれぞれの小説なり場面…

今日は口数がおおい(その9)|7月発売は29冊です
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今日は口数がおおい(その9)|7月発売は29冊です

「狙撃者がいる」は赤背の角川文庫の最後を飾る『狙撃者がいる』に収録されています。初版発行日は1994…

片岡サポータ|ハワイへの熱い想い
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片岡サポータ|ハワイへの熱い想い

「片岡義男 全著作電子化計画」では、サポータの皆さまの片岡作品への想い、本計画参加の動機やキッカケを…

東京箱入り娘(その3)|2台の自動車篇
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東京箱入り娘(その3)|2台の自動車篇

 この連載では、片岡義男作品の核心を「閉鎖系」と捉え、その閉ざされた空間の具体的な現れとして「箱」に…

今日は口数がおおい(その8)|42冊を発売しました
過去の情報

今日は口数がおおい(その8)|42冊を発売しました

 小説42冊を発売しました。  今月のラインアップで目を惹くのは映画についての小説がいくつかあるこ…

東京箱入り娘(その2)|エレヴェーター篇
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東京箱入り娘(その2)|エレヴェーター篇

 前回、片岡作品に登場する多くの女性たちが、「閉ざされた箱の中」にいると書きました。そしてそれらの「…

今日は口数がおおい(その7)|35冊を発売しました
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今日は口数がおおい(その7)|35冊を発売しました

 小説35冊を発売しました。厳密にいうなら小説34冊と詩集1冊です。  双葉文庫の『少女時代』…

東京箱入り娘(その1)|電話ボックス篇
過去の情報

東京箱入り娘(その1)|電話ボックス篇

小説〝全著作〟を読む  片岡義男作品をめぐって、これから月に一度のペースで連載してゆきたいと思…

今日は口数がおおい(その6)|「『蛇の目でお迎え』はこう作られた」
過去の情報

今日は口数がおおい(その6)|「『蛇の目でお迎え』はこう作られた」

 サポーターのみなさんには萩野正昭さんの「『蛇の目でお迎え』はどうつくられたか」に続いて、片岡義男さ…

今日は口数がおおい(その5)|小説45冊を発売しました
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今日は口数がおおい(その5)|小説45冊を発売しました

 オートバイ、写真、音楽と、片岡さんの変わらない興味を題材に使いながら、今回もいろんな人間関係が小説…

サイト・リニューアル
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サイト・リニューアル

 4月14日から、片岡義男.comのサイトが新しくなりました。Webサイトというのは専門のコーダーと…

今日のエッセイ|日本洋食遺産|東京オムライスめぐり
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今日のエッセイ|日本洋食遺産|東京オムライスめぐり

3月29日|東京オムライスめぐり  おはようございます。エッセイ配達員です。今日のエッセイはオ…

ブラジル・フレンチはどこの豆か?
過去の情報

ブラジル・フレンチはどこの豆か?

 先日『蛇の目でお迎え』はどうつくられたか……これをサポータのみなさんへ公開した時、先頭部分に次のよ…

今日のエッセイ|2つの戦争|25セントの切手から学ぶ、アメリカの歴史と現在
過去の情報

今日のエッセイ|2つの戦争|25セントの切手から学ぶ、アメリカの歴史と現在

2月28日|片岡義男エッセイ365|25セントの切手から学ぶ、アメリカの歴史と現在  エッセイ…

今日は口数がおおい(その4)|「蛇の目でお迎え」のメイキングはまだ続く
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今日は口数がおおい(その4)|「蛇の目でお迎え」のメイキングはまだ続く

「片岡義男 全著作電子化計画」のサポータのために、「蛇の目でお迎え」のメイキングを書こうと言い出した…

『蛇の目でお迎え』はどうつくられたか
メイキング

『蛇の目でお迎え』はどうつくられたか

小説はいかにして生まれるのか──。2017年1月13日、小説「蛇の目でお迎え」の舞台となった東京都世…

『蛇の目でお迎え』メイキング、のメイキング
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『蛇の目でお迎え』メイキング、のメイキング

東京下町育ちの私は、いわゆる山の手の生活には縁遠くなんとなく毛嫌いしていました。「ノテッコ」などと連…

今日のエッセイ|ノーマン・ロックウェルの半世紀|1962年、古き佳きアメリカが『サタデー・イヴニング・ポスト』誌の表紙に描かれていた頃
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今日のエッセイ|ノーマン・ロックウェルの半世紀|1962年、古き佳きアメリカが『サタデー・イヴニング・ポスト』誌の表紙に描かれていた頃

2月5日|片岡義男エッセイ365|1962年、古き佳きアメリカが『サタデー・イヴニング・ポスト』誌の…

今日は口数がおおい(その3)|「片岡義男 Boot up 2」には性的快楽が満ちている
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今日は口数がおおい(その3)|「片岡義男 Boot up 2」には性的快楽が満ちている

「片岡義男 Boot up 2」を発売しました。  先月の「片岡義男 Boot up 1」とお…

今日のエッセイ|エルヴィス・プレスリーの誕生日|彼は二十一歳、ヘアクリームでなでつけたDAは栗色に輝いていた
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今日のエッセイ|エルヴィス・プレスリーの誕生日|彼は二十一歳、ヘアクリームでなでつけたDAは栗色に輝いていた

1月8日|片岡義男エッセイ365|彼は二十一歳、ヘアクリームでなでつけたDAは栗色に輝いていた …

今日のエッセイ|ホノルルのムサシヤ・ショーテン|アロハ・シャツの歴史を旅する
過去の情報

今日のエッセイ|ホノルルのムサシヤ・ショーテン|アロハ・シャツの歴史を旅する

1月6日|片岡義男エッセイ365|アロハ・シャツの歴史を旅する  おはようございます。エッセイ…

エルヴィスから始まった|ロマンサー文庫04|公開
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エルヴィスから始まった|ロマンサー文庫04|公開

 1971年発表の初期代表作『ぼくはプレスリーが大好き』(のち『エルヴィスから始まった』に改題)の電…

謹賀新年『全著作電子化計画』プロデューサーからご挨拶
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謹賀新年『全著作電子化計画』プロデューサーからご挨拶

 今年もどうぞよろしくお願いいたします。編集部ブログから新年のメッセージをお送りします。『片岡義男 …

今日のエッセイ|101年目の夏目漱石|「草枕」のような旅を
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今日のエッセイ|101年目の夏目漱石|「草枕」のような旅を

今日はなんの日|1月1日|片岡義男エッセイ365|「草枕」のような旅を  昨年は、夏目漱石(1…

今日は口数がおおい(その2)|12月は「片岡義男 Boot up 1」を
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今日は口数がおおい(その2)|12月は「片岡義男 Boot up 1」を

「片岡義男 Boot up 1」を発売しました。  昨年末にはテーマによるボックスを4つ発売し…

今日のエッセイ|”パイプ・マスターズ”開催中!|十二月のハワイは波乗りシーズンのちょうどまんなか
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今日のエッセイ|”パイプ・マスターズ”開催中!|十二月のハワイは波乗りシーズンのちょうどまんなか

きょうは何の日|12月18日|片岡義男エッセイ365|十二月のハワイは波乗りシーズンのちょうどまんな…

片岡義男古書目録03『アメリカ海軍の戦争写真』
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片岡義男古書目録03『アメリカ海軍の戦争写真』

12月9日|片岡義男エッセイ365|戦争は、写真うつりがいい books_us_navy …

広島の真珠|ロマンサー文庫03|公開
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広島の真珠|ロマンサー文庫03|公開

 いまから75年前の12月8日未明、日本海軍がハワイ・オアフ島真珠湾を攻撃し、これをきっかけとして太…

編集部、一体誰なの?
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編集部、一体誰なの?

『片岡義男 全著作電子化計画』チームは一体何人が関わっているのでしょうか?  こういう裏話はと…

今日は口数がおおい(その1)|11月電子化作品から
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今日は口数がおおい(その1)|11月電子化作品から

 1987年末から1988年始めにかけて書かれた19作品を発売しました。  片岡義男自身が「ハ…

片岡サポータ|想い出とネット検索
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片岡サポータ|想い出とネット検索

「片岡義男 全著作電子化計画」では、サポータの皆さまにご登録いただいた動機や、計画をお知りになったキ…

『なにを買ったの? 文房具』アルバム、公開中
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『なにを買ったの? 文房具』アルバム、公開中

『万年筆インク紙』(晶文社)刊行に合わせ、写真アーカイヴ〈片岡フォト〉の『なにを買ったの? 文房具』…

制作舞台裏|『万年筆インク紙』――“書くこと”の根幹へ
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制作舞台裏|『万年筆インク紙』――“書くこと”の根幹へ

2016年11月11日、晶文社より『万年筆インク紙』が発売されました。作家・片岡義男が道具から「書く…

片岡義男古書目録02-『自転車に乗って』
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片岡義男古書目録02-『自転車に乗って』

10月10日|片岡義男エッセイ365|アメリカの青年が書いた、東京の外資系会社の一年間。彼はカワシマ…

片岡義男古書目録01-『大陸漂流』
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片岡義男古書目録01-『大陸漂流』

10月5日|片岡義男エッセイ365|フラストレーションという負のエネルギーは、マイナスのものばかりを…

今日のエッセイ|東京はバスの街|バス・ルート
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今日のエッセイ|東京はバスの街|バス・ルート

今日はなんの日|9月20日|片岡義男エッセイ365| バス・ルート  今日は113年前(190…

今日のエッセイ|佐藤秀明の写真を収めた3作品刊行|ハワイみやげの作りかたーその完璧な一例
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今日のエッセイ|佐藤秀明の写真を収めた3作品刊行|ハワイみやげの作りかたーその完璧な一例

9月16日|片岡義男エッセイ365|ハワイみやげの作りかたーその完璧な一例  昨年10月からは…

今日のエッセイ|チェリー味探訪|僕はチェリーを忘れてた
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今日のエッセイ|チェリー味探訪|僕はチェリーを忘れてた

▼9月6日|片岡義男エッセイ365|僕はチェリーを忘れてた  明日9月7日、新刊『豆大福と珈琲…

今日のエッセイ|映画『エンドレス・サマー』|夏は終わる。しかしサーファーにはなれる
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今日のエッセイ|映画『エンドレス・サマー』|夏は終わる。しかしサーファーにはなれる

8月31日|片岡義男エッセイ365|夏は終わる。しかしサーファーにはなれる|  今日の冒頭にで…

今日のエッセイ|イングリッド・バーグマン誕生日・命日|イングリッド・バーグマンの写真集を逆に見ながら
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今日のエッセイ|イングリッド・バーグマン誕生日・命日|イングリッド・バーグマンの写真集を逆に見ながら

8月29日|片岡義男エッセイ365|イングリッド・バーグマンの写真集を逆に見ながら  8月29…

今日のエッセイ|デューク・カハナモクの誕生日|昔のハワイという時空間への小さな入口
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今日のエッセイ|デューク・カハナモクの誕生日|昔のハワイという時空間への小さな入口

▼8月24日|片岡義男エッセイ365|昔のハワイという時空間への小さな入口  今日は、〝ハワイ…

今日のエッセイ|ドン・ホーの「タイニー・バブルス」|あの夏の女たち
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今日のエッセイ|ドン・ホーの「タイニー・バブルス」|あの夏の女たち

▼8月23日|片岡義男エッセイ365|あの夏の女たち  ドン・ホーはオアフ島出身のシンガー…

夏のエッセイ|“タグ”をつかって読む|01
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夏のエッセイ|“タグ”をつかって読む|01

▼8月|片岡義男エッセイ365|夏のエッセイ  8月は、夏をめぐるエッセイを中心にお届けしてい…

今日のエッセイ|2つの写真|僕の国は畑に出来た穴だった
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今日のエッセイ|2つの写真|僕の国は畑に出来た穴だった

▼ 8月14日|片岡義男エッセイ365|僕の国は畑に出来た穴だった  片岡さんがルーペで見てい…

今日のエッセイ|エフェクトの影|その光を僕も見た
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今日のエッセイ|エフェクトの影|その光を僕も見た

 5歳だった片岡義男が、疎開先の岩国で原爆の光を見たのは71年前の今日でした。 0 / 13 …

こんなところにもロマンサー
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こんなところにもロマンサー

 8月6日、8月9日という誰もが忘れられない日がある。この日に合わせて、毎年ボイジャーは『ヒロシマ・…

今日のエッセイ|空の写真集|自分の意味が消えるとき
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今日のエッセイ|空の写真集|自分の意味が消えるとき

「片岡義男全著作電子化計画」では、小説だけでなく、エッセイの電子化もすすめています。  本サイ…

バスの座席のセレナーデ
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バスの座席のセレナーデ

はじめまして。北條一浩と申します。 片岡義男.comでは、新たにスタッフブログを始めることにしました…

制作舞台裏|短編集『ジャックはここで飲んでいる』――“あの頃”の続きの物語を届けたい
メイキング

制作舞台裏|短編集『ジャックはここで飲んでいる』――“あの頃”の続きの物語を届けたい

『ジャックはここで飲んでいる』が文藝春秋より2016年5月9日に発売されました。『文學界』掲載の6作…

制作舞台裏|再会は、ひとつの言葉だ。――連作小説集『と、彼女は言った』
メイキング

制作舞台裏|再会は、ひとつの言葉だ。――連作小説集『と、彼女は言った』

今春は小説の新刊が続々刊行されています。2016年4月21日は、連作小説集『と、彼女は言った』が講談…

制作舞台裏|『コーヒーにドーナツ盤、黒いニットのタイ。』ができるまで
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制作舞台裏|『コーヒーにドーナツ盤、黒いニットのタイ。』ができるまで

2016年2月20日、片岡義男さん書き下ろしの小説『コーヒーにドーナツ盤、黒いニットのタイ。』が光文…

制作舞台裏|寒い日は、炬燵と蜜柑と片岡義男。
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制作舞台裏|寒い日は、炬燵と蜜柑と片岡義男。

2015年11月、片岡義男さんの新しい短編集『この冬の私はあの蜜柑(みかん)だ』が発売になりました。…