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ロックを再生する|第15回|愛したい、愛されたい

「愛に飢えていた」
 という慣用句が、かつてはあったような気がする。「かつては」と書いたのは、さすがに最近では見かけないような気がしているからだ。少々陳腐な表現ではないか、時代錯誤ではないか、と思ってしまう。しかし、ジョン・レノンを評する場合においては、いまだに「愛に飢えていた男」というフレーズをときどき見かける。この「愛に飢えていた」というのは、いったいどういうことなのだろう。そもそも「愛に飢える」ことなどあるのだろうか。赤の他人が誰かのことを「あいつは愛に飢えている」と感知できるものなのだろうか。僕にはわからない。「愛…

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