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ふたりで語り合う物語。記憶のなかの、過ぎ去った夏。
エッセイ

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ふたりで語り合う物語。記憶のなかの、過ぎ去った夏。 1 彼女「もう枯れ葉の季節だわ」 彼 …

こうして居酒屋は秋になる
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母の三原則
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 あなたのお母さんに関してもっとも印象に残っていることはなにですかと、ごく最近、人に訊かれた。尋問の…

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 ある民間の企業が、日本全国の中学生を対象に、勉強に関してアンケート調査をした。その結果わかったこと…

大瀧詠一追悼 物語はこのように始まり、このように終わる 成瀬巳喜男『銀座化粧』を介して
エッセイ

大瀧詠一追悼 物語はこのように始まり、このように終わる 成瀬巳喜男『銀座化粧』を介して

 僕と大瀧詠一さんは三十年前に初めて会った。当時のFM各局でオン・エアされていた週に一度の二時間番組…

純情だったあの頃のリンゴ
評論

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 戦後、というと「リンゴの唄」だ。昔の日本人の心のなかで、両者は一本の線で結ばれている。心のなかと言…

性悪説でいこうか
エッセイ

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 監視カメラの設置される場所が急速に増えている。集合住宅のエレヴェーターとその周辺、商店街や歓楽街の…

幸せは白いTシャツ
小説

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20歳の夏。彼女は一人でオートバイに乗って日本中を旅する。ひと夏の経験ではなく、少なくとも1年、でき…

彼のオートバイ、彼女の島
小説

彼のオートバイ、彼女の島

一度目は高原の道で。二度目は共同浴場で。 偶然の出会いが2度あった「彼女」は、 もう無関係な他人では…

レモネードとあさりの貝殻
小説

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コロナ禍の夏、作家の西条ミレイは、編集者の中原美也子から、毎月50枚の短編を1本、12ヶ月書くという…

大瀧詠一追悼 僕があたえられた役割、書くということ 成瀬巳喜男をめぐる 第四回
エッセイ

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 ゆきこは辻という名前なのだと、ようやく僕は発見した。旅館の女性従業員が、ゆきこに呼びかけるとき、辻…

『今日この頃です』手書き原稿
小説

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この『今日この頃です』手書き原稿は、パイロットコーポレーションの情報誌「RASHIN」三十四号(二〇…

栗きんとんと蒲鉾のあいだ
エッセイ

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 今年の夏は夏至の日に鰻を食べた。確か知人たちふたりといっしょに、三人で。僕は鰻ではなくてもよかった…

トマト、胡瓜、豆ご飯、薩摩芋
エッセイ

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 自分のところの畑の一角には夏にはトマトが実った。海へいく途中でその畑の近くをとおるなら、寄り道をし…

タリーズで座っていよう
小説

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経堂のタリーズ、母親の死、家の建て替え、彼女の部屋、ジャズボーカルのCDと様々な要素が詰まった、ある…

一台のオートバイが、ひとりの現代人を不安から救った
エッセイ

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『息子と私とオートバイ』を書くための基本的な体験となったオートバイ旅行をしたとき、著者のロバート・パ…

缶ビールのロマンス
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オートバイで長距離を移動するなら電車やバスなどの移動手段と違い、 時には先に進めないアクシデントが起…

暑い頃から急に寒くなった日まで
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 2020年3月23日に片岡義男の自宅の窓から撮影された満開の桜から始まり、8月の自宅近くの路地の写…

大瀧詠一追悼 物語はこのように始まり、このように終わる 成瀬巳喜男をめぐる 第二回
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今日この頃です
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前半は北村恵子と河合新兵、後半は岸田作治と青山恭子という、二組の男女が語り合います。二組はいずれも男…

おすすめ作品

白い縫いぐるみの兎
エッセイ

白い縫いぐるみの兎

 一九四五年の二月の後半、五歳の子供だった僕は、両親とともに東京駅から汽車に乗り……

おすすめポイント

1941年、日本海軍航空隊によるハワイ・オアフ島の米軍基地に対する奇襲攻撃(真珠湾攻撃)は、日本時間12月8日午前3時9分に実行されました。この時現地は朝の7時49分。市民の日常が非日常に変わる瞬間は突然やってきます。

スープはどうなさいますか
エッセイ

スープはどうなさいますか

 いまの日本のどこへいっても、そこにはスーパーがある。片仮名書きされたスーパーと……

おすすめポイント

日本でもおなじみの「キャンベル」の缶詰スープ。太平洋戦争の時期、このキャンベルのスープはアメリカから海外に向け、絶え間なく輸送されていました。米陸軍が行動中の兵員に配給する「コンバット・レーション」(いわゆる野戦食)として。

「四角い食事」とは、なにか
エッセイ

「四角い食事」とは、なにか

 スクエア・ミールという英語の言葉を日本語に直訳すると、四角い食事、ともなるだろ……

おすすめポイント

太平洋戦争の時代、米軍の携行野戦食は各種の食材が四角くパッケージされていました。そこには食品業界が戦争遂行を支えるために行った大変な努力があり、それは戦中戦後のアメリカ人の食生活にも大きな影響を与えます。

広島の真珠
エッセイ

広島の真珠

 半年だけと期間を区切って、日本のTV各局のニュース番組を録画で可能なかぎり見た……

おすすめポイント

どんな事態にせよそれを引き起こした原因(コーズ)と、引き起こされた結果(エフェクト)とが、常に一対としてあります。戦争もそうだ、と『ライフ』の記者であったロジャー・ローゼンブラットは語ります。

戦争は、写真うつりがいい
書評

戦争は、写真うつりがいい

『アメリカ海軍の戦争写真』というタイトルの写真集を、僕はいま見ている。《真珠湾か……

おすすめポイント

戦争はどんな事情があろうと許されるものでありません。それを理解してなお私たちが戦争の写真に惹きつけられるのはなぜでしょう。第二次大戦中、米海軍は写真家のエドワード・スタイケンを隊長とする写真部隊を編成し、太平洋戦争の記録を残しました。

「真珠湾」よりも大切なこと
エッセイ

「真珠湾」よりも大切なこと

いま必要なのは“言葉の関係”に入ること  ハワイのオアフ島、真珠湾のアメリカ軍……

おすすめポイント

戦後の日本はひたすら経済活動に邁進し、諸外国との間でも経済を主軸とした関係を築きました。しかし今後は「言葉の関係」に入らざるを得ず、そこには真珠湾が教えてくれる「ひとつの事実」があります。

一九四五年秋、民主主義の始まり
エッセイ

一九四五年秋、民主主義の始まり

 仕事の現場で、珍しく、久しぶりに、同世代の男性と知り合った。落ち着いたスーツに……

おすすめポイント

太平洋戦争が終わったその年、戦後の小学校で初等教育を受けたというある紳士。彼は「民主主義」を、自身の身の上に舞い降りてきたある出来事でその意味を実感したといいます。その出来事とは……。

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「五人めのザ・ビートルズ」という形容がよくある。スチュアート・サトクリフのことを思い浮かべる人もいる…

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鍋に入れた牛乳をゆっくり温めて静かにふっとうさせると、表面にタンパク質の白い膜ができます。石田さんは…

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「愛に飢えていた」  という慣用句が、かつてはあったような気がする。「かつては」と書いたのは、さすが…

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世界で自殺率が最も高かったのは、極北の民イヌイット社会だった。えっ、どうして!? イヌイットにキリス…

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2019年7月に発売された長編小説「窓の外を見てください」の冒頭部分ですが、物語の構造上もストーリー…

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2016年発売の短編集「と、彼女は言った」の掉尾を飾ったのが、北欧のバンドであるワナディーズの199…

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 平日の朝、ハルオは登校していく。彼以外にも子供たちが何人か歩いている。学校に向…

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 毎日の食事でいちばん大切なのは、おいしく食べることだと僕は思う。おいしい食べか…

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一杯だけのコーヒーから

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 コーヒー豆のことは英語でもコーヒー・ビーンズと呼ばれている。しかしあれは豆では…

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 ホノルル・ダウンタウンの西のはずれに、有無を言わせない日系の名称を持ったホテル…

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編集者の八巻美恵さんから送られてきた都立大学前のバス停から歩いたところで見つけた…

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今回の「東京を撮る」の片岡義男撮影による写真は、「紙」であるという共通点がありま…

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彼は二十一歳、ヘア・クリームでなでつけたDAは栗色に輝いていた

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評 論

通訳は位置についたか

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