ロックを再生する|第69回|これが夢のハワイだ ウォッチリストに追加 今すぐ読む 僕らが子どもの頃は海外旅行など夢のまた夢だった。そのなかでも「夢の」という修飾語が付く異国の代表地はハワイだったような気がする。なぜハワイがあんなに「夢の国」だったのか、いまとなっては不思議だが、常夏の島(これも死語)であるハワイは、高度経済成長期の真っ只中にいて、レジャー・ブームに沸いていた日本人にとって、まさに夢であり憧れの存在だったのだ。 一九六一年、寿屋(現・サントリーホールディングス)はコマーシャルで、 トリスを 飲んで Hawaii… 関連作品 前の作品へ ロックを再生する|第68回|最後のチャンスだったけれど 次の作品へ 世界地図の歩き方 51 モンゴルの花
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