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わたしの片岡義男

No.13|吉田保「『日本語の外へ』の頃」

【世の中が変わるかも】
 ぼくが片岡義男氏の本を初めて読んだのは『ぼくはプレスリーが大好き』だった。高校二年生だったと思う。東京に行っていた五歳上の兄の本棚にこの本を見つけ、たぶん時間つぶしぐらいのつもりで、手に取ったのだろう。その頃、角川書店の赤い背表紙の片岡氏の文庫本は書店の棚のかなり大きなスペースを占領していたと思うが、ぼくは一冊も読んでいなかった。

『プレスリー』を読み、「世間では単なる流行作家のように思われてるが、この人はちょっと違う」と、自分だけの発見をしたように思ったのをいまで…

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