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片岡義男.com 全著作電子化計画

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小説

懐かしの人気小説はもちろん、ここでしか読めないデジタル書き下ろし「短編小説の航路」シリーズが楽しめる

NEW「短編小説の航路」シリーズ

作品一覧

公開作品 711

甘く優しい短篇小説

甘く優しい短篇小説

甘く優しい短篇小説、というタイトルを持つこの短篇小説が その通りに「甘く優しい」かどうかは個々の読者…

ソノマの重い赤

ソノマの重い赤

片岡義男の小説にはしばしば小説家や編集者が登場する。 そして、会話の中の言葉やフレーズが、そのまま小…

花のある静かな日

花のある静かな日

『花のある静かな日』と題された角川文庫を底本にしたが、全部で21もの掌編が収められている。掌編同士は…

そして彼女はサボテンに刺された

そして彼女はサボテンに刺された

待ち合わせをして、3人が食事のためにレストランに集まった。 女性が2人、男性が1人。 1人の女性は男…

そして最後にマヨネーズ

そして最後にマヨネーズ

主人公は作家。作家が女性と食事を共にし、 小説のアイデアを語って聞かせるという冒頭の展開は 片岡作品…

趣味の腕立て伏せ

趣味の腕立て伏せ

自立した大人の女性は、おいそれと人前で屈託した表情を見せることなく、 基本的に陽性である。それは電話…

展望台の退屈

展望台の退屈

なんという、人を食った短篇小説だろうか。 ここには1人の男性と1人の女性が出てきて、しかもわざわざ …

三人称単数

三人称単数

「私」でも「あなた」でもなく、「彼」もしくは「彼女」。 言うまでもないが、これを「三人称単数」という…

「ママ、ママ」

「ママ、ママ」

人は、自らの生い立ちを選ぶことはできない。 空手のインストラクターを務めるようなしなやかな肢体を持っ…

サーフボードの運命

サーフボードの運命

15歳の誕生日に、忽然と現れた赤いサーフボード。 波乗りを知っている人にはなじみの、昔のロングボード…

生きかたを楽しむ

生きかたを楽しむ

作者と同じ、「ヨシオ」という音のつらなりを持つ17歳がいる。 カタカナのヨシオだ。ヨシオは高校の卒業…

結婚しよう

結婚しよう

月。ピクニック。焚き火。膝。蜜柑。涙。風鈴。紅茶。霧。窓。 この中篇小説は2部構成になっていて、第1…

紅茶の真夜中

紅茶の真夜中

いったい何事だろう、この短篇小説は。 クーペが2台。白と黒。真夜中の道路を疾走する。 どうやらそこに…

この色は心の色

この色は心の色

シンプル極まりないが、同時に陰影に富んだ短篇である。 片岡義男という作家には、人間の身体(いや、小説…

赤い靴が悲しい

赤い靴が悲しい

時間は、いろいろなものを遠ざける。 ふと呼び出してやろうと思った男性は 組織の奥深くに紛れ込み、電話…

断片のなかを歩く

断片のなかを歩く

時間も場所も完璧に異なる断片が、次々に続いていく。 これが直線的な物語でないことはすぐにわかる。 し…

海を呼びもどす

海を呼びもどす

この長篇小説には、著者によるまえがきがある。 そのまえがきを読むことによって たちどころに読んでみた…

撮られる彼女たち

撮られる彼女たち

女性経験のまったくない18歳の大学生が 福引で当たったカメラを持って、次々に女性を撮りまくる物語。 …

スーパー・マーケットを出て電話ブースの中へ

スーパー・マーケットを出て電話ブースの中へ

男女が2年ぶりに会う。 26歳で出会って、今は35歳。お互い、いろいろあった。 途切れてはまた再会=…

永遠に失われた

永遠に失われた

17歳。人生で最も輝かしく、また不安定な年齢だ。誕生日を終えたばかりの彼女は、ふと家を出てバスに乗り…

愛は、どうにでもなれ

愛は、どうにでもなれ

1人の男性の写真家がいる。 仕事は比較的順調で、依頼には事欠かないようだ。 写真家3人で事務所を構え…

ハーフ・パパイア

ハーフ・パパイア

美術館という空間に身を置く1人の女性がいる。 その空間にあるアブストラクトなオブジェが なぜだろう、…

長距離ライダーの憂鬱

長距離ライダーの憂鬱

まるでアフォリズムのように短い断章が並び、 しかしアフォリズムとは違って、 かすかにストーリーと呼べ…

ミッチェル

ミッチェル

この断章形式はいったい何だろうか? 詩、のようにも思える。いや実際、これは詩なのだ。 この短篇に書か…

4シリンダー追想

4シリンダー追想

これは『恋愛小説』(角川文庫)に収められた一篇であり、 同じ本に収録された別の短篇「と、彼は思った」…