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片岡義男.com 全著作電子化計画

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小説

懐かしの人気小説はもちろん、ここでしか読めないデジタル書き下ろし「短編小説の航路」シリーズが楽しめる

NEW「短編小説の航路」シリーズ

作品一覧

公開作品 718

六月の薄化粧

六月の薄化粧

一緒に暮らしている男女がいる。 女性はケーキ教室のアシスタントを務め、 男性は予備校および学習塾の講…

いちばんつらい人

いちばんつらい人

海岸沿いの夜の国道をひた走る2台の自動車がある。 前を行くのはシトロエンである、女性が1人で運転して…

その日はじめてのコーヒー[1990 version]

その日はじめてのコーヒー[1990 version]

「その日はじめてのコーヒー」と題された片岡義男の小説はこれ1つではない。 もう1つ、1984年に発表…

プールに活ける花

プールに活ける花

日本の最北端から札幌、秋田、東京と忙しく仕事をこなし、 静岡の実家ならのんびりできるかと思えばさにあ…

口紅と雪の結晶

口紅と雪の結晶

1人の女性がいる。 親しい男性の写真家に、自分を写したスナップ写真を撮ってほしい、と依頼する。 快諾…

過去の黄色、現在のブルー

過去の黄色、現在のブルー

キャンディを口に含んだ瞬間、つい、空を仰いでしまう。 ああ、自分もそうだった、とまでは行かなくても …

三日月と会話する

三日月と会話する

『甘く優しい短篇小説』と題された短篇集に収録された作品たちは それぞれ「短篇小説を書く」ということが…

甘く優しい短篇小説

甘く優しい短篇小説

甘く優しい短篇小説、というタイトルを持つこの短篇小説が その通りに「甘く優しい」かどうかは個々の読者…

ソノマの重い赤

ソノマの重い赤

片岡義男の小説にはしばしば小説家や編集者が登場する。 そして、会話の中の言葉やフレーズが、そのまま小…

花のある静かな日

花のある静かな日

『花のある静かな日』と題された角川文庫を底本にしたが、全部で21もの掌編が収められている。掌編同士は…

そして彼女はサボテンに刺された

そして彼女はサボテンに刺された

待ち合わせをして、3人が食事のためにレストランに集まった。 女性が2人、男性が1人。 1人の女性は男…

そして最後にマヨネーズ

そして最後にマヨネーズ

主人公は作家。作家が女性と食事を共にし、 小説のアイデアを語って聞かせるという冒頭の展開は 片岡作品…

趣味の腕立て伏せ

趣味の腕立て伏せ

自立した大人の女性は、おいそれと人前で屈託した表情を見せることなく、 基本的に陽性である。それは電話…

展望台の退屈

展望台の退屈

なんという、人を食った短篇小説だろうか。 ここには1人の男性と1人の女性が出てきて、しかもわざわざ …

三人称単数

三人称単数

「私」でも「あなた」でもなく、「彼」もしくは「彼女」。 言うまでもないが、これを「三人称単数」という…

「ママ、ママ」

「ママ、ママ」

人は、自らの生い立ちを選ぶことはできない。 空手のインストラクターを務めるようなしなやかな肢体を持っ…

サーフボードの運命

サーフボードの運命

15歳の誕生日に、忽然と現れた赤いサーフボード。 波乗りを知っている人にはなじみの、昔のロングボード…

生きかたを楽しむ

生きかたを楽しむ

作者と同じ、「ヨシオ」という音のつらなりを持つ17歳がいる。 カタカナのヨシオだ。ヨシオは高校の卒業…

結婚しよう

結婚しよう

月。ピクニック。焚き火。膝。蜜柑。涙。風鈴。紅茶。霧。窓。 この中篇小説は2部構成になっていて、第1…

紅茶の真夜中

紅茶の真夜中

いったい何事だろう、この短篇小説は。 クーペが2台。白と黒。真夜中の道路を疾走する。 どうやらそこに…

この色は心の色

この色は心の色

シンプル極まりないが、同時に陰影に富んだ短篇である。 片岡義男という作家には、人間の身体(いや、小説…

赤い靴が悲しい

赤い靴が悲しい

時間は、いろいろなものを遠ざける。 ふと呼び出してやろうと思った男性は 組織の奥深くに紛れ込み、電話…

断片のなかを歩く

断片のなかを歩く

時間も場所も完璧に異なる断片が、次々に続いていく。 これが直線的な物語でないことはすぐにわかる。 し…

海を呼びもどす

海を呼びもどす

この長篇小説には、著者によるまえがきがある。 そのまえがきを読むことによって たちどころに読んでみた…

撮られる彼女たち

撮られる彼女たち

女性経験のまったくない18歳の大学生が 福引で当たったカメラを持って、次々に女性を撮りまくる物語。 …