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片岡義男.com 全著作電子化計画

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小説

そして最後にマヨネーズ

やっぱり最後にあの言葉

主人公は作家。作家が女性と食事を共にし、
小説のアイデアを語って聞かせるという冒頭の展開は
片岡作品になじみのシーンの一つと言っていいだろう。
そこに、これまた片岡作品ではしばしばあらわれる実在した小説家、
リチャード・ブローティガン、という固有名が挿入される。
ブローティガンは主人公である作家にとっても
創作意欲を刺激してやまない小説家であり、彼がブローティガンがやろうとしていた
あるアイデアを自分もまた試してみたい、と口にするのだから


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