VOYAGER

片岡義男.com 全著作電子化計画

MENU

小説

懐かしの人気小説はもちろん、ここでしか読めないデジタル書き下ろし「短編小説の航路」シリーズが楽しめる

NEW「短編小説の航路」シリーズ

作品一覧

公開作品 711

九月の雨

九月の雨

2人には、大切な機器がある。 少女は、カメラだ。日々、関心のおもむくままにスナップを撮り、日記帳に貼…

マイ・ダーリン・ハンバーガー

マイ・ダーリン・ハンバーガー

社会、というものを動かしているのが主に大人であるなら、そこにあるルールもまた、大人が決めたものだろう…

D7のワルツ

D7のワルツ

2人の女性がいる。 2人とも自立していて、仕事が忙しく、いつも多忙だ。 そんな彼女たちにとって、正月…

Dm16小節

Dm16小節

28歳、女性。独身。テレビ番組の制作助手。 彼女の仕事ぶりは完璧だ。 番組制作上、重要な取材の段取り…

Ten Years After

Ten Years After

3人いる。女が1人と男が2人。 この組み合わせによる男女3人のストーリーは、片岡義男の小説においては…

and I Love Her

and I Love Her

1人の女性がいる。 この小説は、彼女の輪郭と所作だけを丁寧に追ったものだ。 彼女がどんな部屋に住み、…

湾岸道路

湾岸道路

1組の夫婦がいる。2人は「肉体」派だ。 片岡義男の小説がいつもそうあるように、2人の関係の齟齬をそれ…

私のような女

私のような女

可愛い女とは、どんな女か? 方向音痴の女だ、というのがこの小説の答えである。 方向だけではない、なに…

ホワイト・アルバム

ホワイト・アルバム

片岡義男のこれまでの短編の中で繰り返し出てくるモチーフや場面が、ここでも複数、登場する。 夏。オート…

水玉模様と月の光り

水玉模様と月の光り

学生の夏休み。東京からオートバイでやってきて、あまりの暑さに、シャワー浴びたさに、 分不相応なホテル…

俺のハートがNOと言う

俺のハートがNOと言う

音大を中退し、才能はあるものの芽が出ず、宙ぶらりんな25歳のバンドマンが2人。 東京を離れ、束の間、…

クロスロード

クロスロード

東京・銀座四丁目交差点付近。 休日のこのあたりは、歩行者天国だ。 雑多な人々が行きかう路上に この時…

ブルースのブランケットにくるまって

ブルースのブランケットにくるまって

シンガソングライターの自伝を出版するための、ゴーストライター。 その仕事を引き受けた彼女は、 インタ…

よりかかってドライ・ジン

よりかかってドライ・ジン

あからさまだったり、まわりくどかったり。 ホステス、という職業をやっている女性の許には 様々な男たち…

約束

約束

読みすすめるにしたがって、「これもしかして・・・・・・」と、 嫌な予感が兆すかもしれない。 その予感…

バドワイザーの8オンス罐

バドワイザーの8オンス罐

仲の良い女ともだち、2人。ちょっと久々に会う週末。 楽しく飲んでいるうちに、興が乗って、 知人の男性…

昨日は雨を聴いた

昨日は雨を聴いた

浮気。この、凡庸にして普遍的な、 みじめな、疲労感のつのる、男女間の出来事。 言葉は常に行為よりも遅…

夕陽に赤い帆

夕陽に赤い帆

プラターズやナット・キング・コール、フランク永井らの歌唱でも知られるジャズのスタンダード・ナンバーと…

結婚記念日

結婚記念日

高原のスロープに立っている優美なヴァケーション・ハウス。夫妻の結婚記念日を祝うため、7人が集まってい…

限りなき夏1

限りなき夏1

タイトルに「1」とあるように、この小説は さらに長大になる構想のなかにあった。 いや、「あった」では…

吹いていく風のバラッド

吹いていく風のバラッド

長さとしては長編小説だが、一続きの物語があるわけではない。 「あとがき」が簡潔に説明しているように …

ステーション・ワゴン

ステーション・ワゴン

福音館書店発行の雑誌『子どもの館』(1980年)に発表された短編。 自動車をテーマにした片岡義男なら…

最終夜行寝台

最終夜行寝台

タイトルが示すように最終夜行寝台が舞台にはなっているが、 おそらく、読む前に想像できるイメージとは違…

ブルー・ムーン

ブルー・ムーン

女と男がいる。 女が「終わりにしたい」という。男は「なぜ?」と聞く。 人類が、これまで無限に繰り返し…

波が呼ぶんだよ

波が呼ぶんだよ

幸雄と貴志。波乗りを何よりも愛する2人は そのあいだに麻衣子、という気になる存在をはさみながらも 常…