作品一覧 公開作品 2266 8 9 10 11 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち 自分だけの万能ノートにお気に入りのペンで1年を綴る ありとあらゆるすべてのことを書きとめておくための一冊の万能ノートというものは可能かどうか、ぼく個人… 読 む 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち 秋の夜、あかりを楽しむ デュラセル社/ピヴォット・ライト 電源が単三の乾電池ふたつの小さなランプをデスクの上に立て、部屋の明かりをすべて消してまっ暗にしたう… 読 む 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち 懐かしい調べが秋に溶ける ホーナー/ブルース・ハープ ステージの上の高いストゥールに彼女はすわっていた。ストゥールの下のほうに、ストゥールの支柱をリング… 読 む 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち 知的情報をスマートに持ち歩く リッズデイル・ポートフォリオ リッズデイルが発売しているポートフォリオを、手に入れた。正確には知らないが、このポートフォリオが発… 読 む 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち キャリアウーマンの枕元がよく似合うトラヴェル・クロック BRAUN・クオーツ AB310ts 東京駅の新幹線の発着プラットホームへあがっていくと、ぼくの乗るべきひかり号はすでにホームに入って来… 読 む 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち 手帳ぎらいが愛好している出色の手帳 テキストロン社製ANY・YEAR・DIARY 明くる年のための手帳やスケジュール・ノートなどが書店や文房具店にならぶのは、毎年十月なかばをすぎる… 読 む 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち ベッドサイドの小さなエンタティナー hama・スライドヴューアー コーヒー・ショップを出て、彼女は腕時計を見た。土曜日の夜、七時三〇分だった。 すぐ近くにある、… 読 む 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち 心なごむあたたかな光 アーリーウィンターズ製キャンドルランタン 外房の海から歩いて十五分ほどのところにある、すでに人の住まなくなった大きな農家に、ぼくはかつてひと… 読 む 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち 円形の視界の中に別世界がある ニコンのダハプリズム双眼鏡 カリフォルニアの冬について、ぼんやりと考えていたら、いまは鯨の季節だということを、思い出した。十二… 読 む 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち 白い紙の上の素敵な魔法 ウィンザー&ニュートン社製 水彩絵の具 初冬の美しく晴れた日、東京からさほど遠くないところの山裾をいっしょに歩くというデートについて、ぼく… 読 む 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち マウンテン・パーカによく似合う ブレイディのショルダーバッグ 待ちあわせの場所であるその小さな駅に、ぼくは約束の時間よりもかなり早くに着いた。標高二〇〇〇メート… 読 む 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち 小さくてかわいらしい第3のカメラ ミノックス35GT ぼくはいま三種類のカメラを使っている。ひとつはレンジ・ファインダーつきのもので、たいへんスタイルよ… 読 む 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち 朝のキャンプサイトの必需品 アーリーウインターズのフォールディング洗面器 「私、オートバイの免許をとることにきめたの」 と、ある日のこと、彼女はぼくに宣言した。フロウズン… 読 む 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち アフター・シャワーの爽快感がたまらない ヘインズの半袖Tシャツ 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち 季節は夏だ。そして、いま自分がなにをいちばんやりたいのか、自… 読 む 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち 風呂にもシャワーにもなるリライアンス・プロダクツのウオーター・バッグ ここにあるこのウオーター・バッグに、ぼくはすでに小さからぬ愛着を抱いている。半透明のビニールででき… 読 む 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち カタログの写真に魅せられて遂に手に入れた、ダナーのブーツ、ラフ・カントリー 以前から気になっていたブーツを、ついに手に入れた。アメリカのダナーというメーカーが出しているブーツ… 読 む 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち ポケット・ナイフと同感覚で持ち歩ける素敵な、イムコのオイル・ライター 秋が深まりはじめたころから冬のなかばにかけての、山裾歩きはたいへんに楽しい。地元の農家で井戸の水を… 読 む 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち まず彼女がとり出したのは、エスビットのポケット・クッカーだった… 彼女のクーペで、ぼくたちは海沿いの国道を走っていた。彼女が運転し、ぼくは助手席にいた。海は、太平洋… 読 む 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち 二十歳になるまでに体験したどのシャツよりも、素敵だった──ペンドゥルトン ぼくが最初に着たウールのシャツは、ペンドゥルトンのシャツだった。子供のころ、記憶にも残っていないさ… 読 む 片岡義男のぼくのお気に入り道具たち 自分の好きなナイフを見たり持ったりすると、そのたびになぜだか、なつかしくなる… ぼくが持っているナイフのうち、ならべて写真に撮って、なんとかさまになるものだけを一堂に集めると、こ… 読 む 万年筆、インク、そしてノートブック 小説のためのメモを書くのに僕はいま万年筆を使っている。自分の字とその書きかた、そしてその字の用途の… 読 む 僕はかつてボールペンだった ボールペンというものを僕が初めて手にしたのは、八歳あるいは九歳くらいの頃ではなかったか。ボールペン… 読 む 雨の歌を探す 雨の日の午後に喫茶店で待ち合わせた人が、一杯のコーヒーのあいまに、 「雨の歌は日本にいつ頃からある… 読 む 鼻の出来ばえと交際交流 三日に一度はベルギー・ワッフルの店の前を歩く。いつも行列が出来ている。つい先日は四十人ほどの行列の… 読 む 僕はいったい何者なのか 二、三年前、当時の僕が書いたいくつかの短編小説を新聞で批評した文芸評論家が、いまにいたってもこのよ… 読 む 8 9 10 11