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片岡義男.com 全著作電子化計画

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評論・エッセイ

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作品一覧

公開作品 1401

『長距離ライダーの憂鬱』

『長距離ライダーの憂鬱』

 この『雨降り花』*が編中編として出て来る『波と風のグッド・ニュース』は、今年つまり一九九五年の四月…

『江戸でシャンペイン』

『江戸でシャンペイン』

 僕がこの文章を書いているいまは、一九九五年の十二月だ。ついでに日付と時間を書いておこう。十五日の午…

母の三原則

母の三原則

 あなたのお母さんに関してもっとも印象に残っていることはなにですかと、ごく最近、人に訊かれた。尋問の…

ギアを8段に落とし、町の少年たちの野球を双眼鏡で見ながら西へ

ギアを8段に落とし、町の少年たちの野球を双眼鏡で見ながら西へ

 エア・コンディショナーによってととのえられた機械じかけの空気が、トラックの運転室に満ちていた。 …

ウディ・アレンについて、僕のコメント

ウディ・アレンについて、僕のコメント

『ウオッカの広告』『ヴェーガス』『二度めの結婚』『誘拐されて』『不幸せな子供の頃』『エッグス・ベネデ…

ノートブック

ノートブック

 五月はじめのタヒチ。快晴の一日がほぼ終わり、太陽が海に沈む時間がはじまろうとしていた。  ホテル…

アイスキャンディ

アイスキャンディ

 アイスキャンディを最初に食べたのはいつだったか。日本という失敗国家が冒した完膚なきまでの大敗戦とい…

マヨネーズが変わった日

マヨネーズが変わった日

 ナンシー梅木は本名を梅木美代志といい、一九二九年に小樽で生まれた人だ。占領米軍とのつながりを持った…

風をかっさらうようにして、チョッパーがハイウエイをまっすぐに飛んでいく。よく冷えたバドワイザーが手近にある

風をかっさらうようにして、チョッパーがハイウエイをまっすぐに飛んでいく。よく冷えたバドワイザーが手近にある

 アメリカのチョッパー乗りたちのための専門誌『イージーライダーズ』が、いまでも健在だ。創刊されてすで…

生まれてはじめての旅

生まれてはじめての旅

 ぼくは東京生まれだが、子供の頃の十年ほどを、山口県の岩国(いわくに)、そして広島県の呉(くれ)で、…

少年たちの共和国

少年たちの共和国

「おもしろブック」に連載されていた『少年王者』を夢中になって読んだのは、いつごろだったのだろうか。小…

小さな旅、愉快な思い出

小さな旅、愉快な思い出

 朝の八時からいっしょに続けてきた仕事を、午後の二時に終わり、ぼくはその仕事相手の女性とふたりで、建…

「解釈憲法」の命日となる日

「解釈憲法」の命日となる日

「解釈憲法」の命日となる日 二〇〇三年十一月十九日(*日付については、「まえがき」参照)  一…

ホンダの90CCでマイアミからLAまで走ったら、ガソリン代はなんと二十ドルだったというハイウエイ・ストーリー。

ホンダの90CCでマイアミからLAまで走ったら、ガソリン代はなんと二十ドルだったというハイウエイ・ストーリー。

 ホンダのスーパーカブC90から発展していった軽量のトレール・モデルに、CT90というバイクがあった…

風景のなかにむき出しでほうり出されて

風景のなかにむき出しでほうり出されて

 ロード・マップに印刷された道路をぼんやりとながめているだけで、かつて体験した旅を、次から次へと、思…

シジミ汁のシジミを数えよう!

シジミ汁のシジミを数えよう!

 三等船客のための簡素な日本食の食事に味噌汁がついていた。その味噌汁がもしシジミ汁であったなら、まず…

憧れのハワイ航路

憧れのハワイ航路

「チャイチャイブー」のひと言がなぜぼくにとって衝撃的であったかについて書くまえに、秩父丸に三等客とし…

今日も小田急線に乗る

今日も小田急線に乗る

 小田急線の駅名のなかに「ヶ」という片仮名が六つある。そのうちの四つは花と関係している。その花とは、…

「の」の字のコレクション

「の」の字のコレクション

 五年ほど前、古書店のカタログを見ていて、思いついた。なんとかのかんとか、というふうに「の」の字ひと…

『山の音』

『山の音』

──失われた日本、消えた昭和。半世紀以上も前の映画に触発されて蘇る、淡い記憶の数々。  一九三五年…

日本のMの字

日本のMの字

日本のMの字  この二点の、どちらの写真においても、撮っているときにはまったく意識しなかったの…

世界はすべて片仮名のなか

世界はすべて片仮名のなか

 日本語には片仮名という書きかたがある。どんな外国語であろうとも、おおよそのところでよければ、その音…

平成十一年の五つの安心

平成十一年の五つの安心

 平成十年に日本で首相を務めている人物が、自らを「ヴォキャ貧」であると評したことは、日本にとって記念…

主体的に判断しながら様子を見る日本

主体的に判断しながら様子を見る日本

主体的に判断しながら様子を見る日本 二〇〇三年十月二十九日(*日付については、「まえがき」参照)…

言葉はきわめて人工的に身につく

言葉はきわめて人工的に身につく

 言葉というものは誰もがいつのまにか自然に身につけていくもの、と信じて疑わないのが日本人だ。生まれて…