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片岡義男.com 全著作電子化計画

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評論・エッセイ

あすへの話題 きまぐれ飛行船

一九七四年から十三年続いた『きまぐれ飛行船』という、週に一度二時間の深夜FM番組の、一回ぶんの収録が終わる直前、「あと十五秒あります、なにか喋って」と、調整室から僕に指令が出た。僕は相手役の安田南に、「助けてくれないか」と、言ってみた。そこからの展開に関して、なんの当てもないままに。

『日本経済新聞』二〇一三年四月二十日(夕刊)

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