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評論・エッセイ

あすへの話題 あの歌から四十年

八代亜紀さんの新しいCD『夜のアルバム』のライナーノートに二〇〇〇字の物語を書いた。曲目を解説しても意味はない、ここには物語しかない、と僕は思った。だから物語にした。一九七三年からのヒット歌謡となった八代さんの『なみだ恋』は、僕にとって最後の歌謡曲だ。当時は『なみだ恋』の時代だったと言ってもいい。

『日本経済新聞』二〇一三年一月十九日(夕刊)

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