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片岡義男.com 全著作電子化計画

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評論・エッセイ

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作品一覧

公開作品 2250

先見日記 欠席した理由の説明は

先見日記 欠席した理由の説明は

 ジョージア州で開催されたサミットのすぐあと、アメリカではレーガン前大統領の国葬がおこなわれた。AB…

先見日記 首相はなにを「保証」したのか

先見日記 首相はなにを「保証」したのか

 1956年の韓国でアメリカ陸軍から脱走したとされているチャールズ・ジェンキンスはアメリカ国務省の発…

先見日記 これは微妙な問題ですからねえ

先見日記 これは微妙な問題ですからねえ

 曽我ひとみさんの夫、チャールズ・ジェンキンスさんをめぐる問題をどうすればいいか、6月9日(日本時間…

先見日記 原価で900円のスーツとは

先見日記 原価で900円のスーツとは

 いまの日本の一般社会は、あらゆる意味で細りつつある。細るとは、もっとも端的には、内容が低下していく…

先見日記 それだけをなぜそんなに急ぐのか

先見日記 それだけをなぜそんなに急ぐのか

 ほんの数年前までは、北朝鮮による日本人の拉致はいっさいない、ということになっていた。北朝鮮ではなく…

先見日記 富士山の前の根なし草

先見日記 富士山の前の根なし草

 4月のある雨の日、『白浪五人男』の三幕九場を、歌舞伎座で通して見た。席は最前列で、緞帳の富士山のま…

先見日記 国際社会の貢献とは

先見日記 国際社会の貢献とは

 3人の日本人がイラクで人質になったとき、アメリカ軍によるファルージャでの掃討作戦の停戦は、2度にわ…

先見日記 ワリを食う世代、あるいは層

先見日記 ワリを食う世代、あるいは層

 勝ち組、負け組、という言葉がある。嫌な言葉だが、ひとまずは定着したようだ。このような言葉で言いあら…

先見日記 その鏡に日本が映る

先見日記 その鏡に日本が映る

 オウムとは日本そのものである、と多くの人が指摘してきた。定説である、と言っていい。オウムと日本は合…

先見日記 ロスト・イン・トランスレーション

先見日記 ロスト・イン・トランスレーション

 微妙なニュアンス、いわく言いがたい雰囲気や感触、文化的なあるいは歴史的な奥行きの共通認識、自明の理…

先見日記 世界の安定と秩序、そしてアメリカ

先見日記 世界の安定と秩序、そしてアメリカ

 冷戦はアメリカが長期公演した大芝居だと理解すると、それからあとのことがわかりやすくなる。旧ソ連はこ…

先見日記 自分は傷ついてこそ自分である

先見日記 自分は傷ついてこそ自分である

 傷つく、という言いかたが、きわめて気楽に多用され始めたのは、いつ頃のことだったか。僕のおぼろげな記…

先見日記 この自分と本当の自分

先見日記 この自分と本当の自分

 両親のあいだに生まれた、ほかの誰でもないこの自分という人は、否定することが出来ない。したところで意…

先見日記 エネルギーという権力構造

先見日記 エネルギーという権力構造

 産油国という言葉のとおり、石油は特定のごく一部分の地域の地中にある。世界じゅうどこにでもある、とい…

先見日記 6から4を引くと2が残る

先見日記 6から4を引くと2が残る

 北朝鮮。韓国。中国。ロシア。アメリカ。そして日本。この6つの国が集まって開く会議が、6カ国協議と呼…

先見日記 スタンディング・バイ・ヒム

先見日記 スタンディング・バイ・ヒム

 首相になって最初にアメリカを訪れたとき、大統領からキャンプ・デイヴィッドの山荘に招待された日本の首…

先見日記 見送りに来ない人

先見日記 見送りに来ない人

 イラクの復興を支援するために、日本から自衛隊員が年内に派遣されることが確実となった。陸、海、空の三…

先見日記 「きみは知らないだけだよ」

先見日記 「きみは知らないだけだよ」

 12歳の僕が瀬戸内から東京へ戻ってきてほどなく、夏の終わりの季節、晴れた日の午後、下北沢から井の頭…

先見日記 真実の時間のなかを歩く

先見日記 真実の時間のなかを歩く

 人生とは時間だ。生命として母体に宿ったその瞬間から、人生の時間は始まる。そしてその生命がひとまず終…

先見日記 理想的なありかた

先見日記 理想的なありかた

 理想的なありかた、というものについて考えてみる。生きかたでも人生でもなく、ありかただ。日々あること…

先見日記 僕はなぜこうなのか

先見日記 僕はなぜこうなのか

 僕は文章を書くことを仕事にしている。どんなことを書くのですか、という問いがあるとしたら、悲しい、う…

先見日記 人の数が減って家が広くなるか

先見日記 人の数が減って家が広くなるか

 これからの日本では人の数が急激に減っていくという。人が少なくなっていくにつれて、部屋のサイズが大き…

先見日記 薬局はなぜ激変したか

先見日記 薬局はなぜ激変したか

 先週は地元の商店街の消滅について書いた。今週はその続きとして、薬局について書こうと思う。地元商店街…

先見日記 支持率の高さと経済の低迷

先見日記 支持率の高さと経済の低迷

 小泉首相の支持率はいまでも50パーセント前後はある。そして日本の経済に関して人々がどんなふうに思っ…

先見日記 ある日の買い物

先見日記 ある日の買い物

 いつも電車を乗り降りする私鉄の駅の建物と合体して、スーパーマーケットがある。改札を出てすぐに入れる…