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片岡義男.com 全著作電子化計画

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評論・エッセイ

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作品一覧

公開作品 1925

読む、映画『スリープレス・ナイト』 悪事というものの本質はいくら時代をへてもおなじである

読む、映画『スリープレス・ナイト』 悪事というものの本質はいくら時代をへてもおなじである

 さまざまな悪人たちが、それぞれに好計をめぐらせては、いろんな悪事を働く。その動機はほとんどの場合、…

読む、映画『そして友よ、静かに死ね』 字幕に残されるべき言葉の構造の、輪郭

読む、映画『そして友よ、静かに死ね』 字幕に残されるべき言葉の構造の、輪郭

 銀行や郵便局、税務署などから現金を強奪することを一生の仕事にする人たちが、社会的な階層として存在す…

読む、映画『ゴッド・ブレス・アメリカ』 映画ならでは、の良さ

読む、映画『ゴッド・ブレス・アメリカ』 映画ならでは、の良さ

 一九九三年にマイケル・ダグラスが主演した『フォーリング・ダウン』を僕は思い出した。俳優たちの演技が…

読む、映画『ハングリー・ラビット』 現実のなかで正義はいかに実行されるか

読む、映画『ハングリー・ラビット』 現実のなかで正義はいかに実行されるか

 法の裁きを逃れた犯罪者たちに正義の名のもとに制裁を加える秘密組織がニューオルリンズ市にある、という…

読む、映画『ライジング・サン~裏切りの代償~』 脈々と維持される活劇娯楽映画の伝統

読む、映画『ライジング・サン~裏切りの代償~』 脈々と維持される活劇娯楽映画の伝統

 懐かしい、という言葉を僕は日常でほとんど使わない。文章で使うことは皆無と言っていい。しかしここでは…

ここは猫の国

ここは猫の国

片岡義男自身によって撮影された写真で紹介される世界中の猫の絵本のガイドブック。描かれている猫の魅力は…

東京を撮る

東京を撮る

主題は会社の仕事、地下鉄の現実と憂愁。 花が咲く、月が照る、関係ない。 孤独すら知らずに今日も過ぎゆ…

キャンディを撮った日

キャンディを撮った日

 最初のキャンディを僕は父親からもらった。遠い過去の出来事だ。しかし僕は記憶している。初めて自分の手…

名残りの東京

名残りの東京

 一九九〇年の春先だったろうか、その頃にはまだ存在していた「太陽」という月刊雑誌から、一年間にわたる…

ここは東京

ここは東京

 写真機を持って街を歩けば、写真に撮りたくなる景色はいくらでも見つけることが出来る。今日はそのような…

曇りガラスに必ずこう書いた

曇りガラスに必ずこう書いた

 小学校二、三年生の頃には、ウマシカという言いかたをすでに知っていた。ウマシカは馬と鹿であり、馬鹿の…

『言葉の人生』 あとがき

『言葉の人生』 あとがき

『サンデー毎日』という週刊誌に連載したものすべてが、この本一冊にまとまっている。連載は二回におよんだ…

ギョウニンベン

ギョウニンベン

 ギョウニンベンという日本語を突然思い出した。僕の日常とはおそらくなんの関係もなく、記憶の底からギョ…

彼女のコロッケ、彼のメンチカツ

彼女のコロッケ、彼のメンチカツ

 僕には短編小説集が何冊もある。そのうちの一冊は『物のかたちのバラッド』という表題だ。これは、Bal…

人の意志や態度を表す「腹」という言葉

人の意志や態度を表す「腹」という言葉

 わかりやすい日常の具体性で誰をも説得してしまう言葉。それが日本語だ。その場ですぐに思いいたるはずの…

悲惨な現実と幸せな空想と

悲惨な現実と幸せな空想と

 ドラえもんがドラ焼きを食べている様子を描いたコマを僕はいま見ている。かつてなにかの話のなかで、実際…

バイリンガルはこんなふうに発展する

バイリンガルはこんなふうに発展する

 京都・高島屋の建物には、四条に面して横に長い広告スペースがある。このスペースに、ごく最近、横長のポ…

省略しなければやってられない

省略しなければやってられない

 自宅から足早に歩いて三分のところに、私鉄の駅と合体したスーパーマーケットがある。買った商品を受け取…

喋る人ではない、考える人なのだ

喋る人ではない、考える人なのだ

 僕がいま使っている『PEANUTS』の日めくりカレンダーの十月十七・十八の土・日の四コマの絵はじつ…

自分にとって面白い日本語とは

自分にとって面白い日本語とは

 子供の頃の僕は自分にとって面白い日本語を項目別にノートブックに書いていた。このことについてはこの連…

失敗は七回まで許される

失敗は七回まで許される

『「猿も木から落ちる」そのほかの日本の諺』という本を購入した。木から落ちる途中の猿が一匹、表紙に描い…

アカンベーにレロレロバー

アカンベーにレロレロバー

「エヘン」という言葉をいまだに一度も使っていない。講演会で壇上に立った僕が聴衆を見渡し、最初の言葉が…

かつてはよく使っていたはずなのに

かつてはよく使っていたはずなのに

 子供の頃に覚えていまも知ってはいるけれど、自分では一度も使ったことのない言葉。いつの間にか聞かなく…

一拍子、二拍子、四拍子

一拍子、二拍子、四拍子

 僕の自宅にある固定電話の十桁の番号のなかに、2という数字が四つある。この番号になってから三十年以上…

サービスはまだ生きている

サービスはまだ生きている

 サービス、という言葉が日本語になってから、ずいぶん時間が経過した。サーヴィス、と書く人もいるが、サ…