作品一覧 公開作品 1912 62 63 64 65 少年たちの共和国 「おもしろブック」に連載されていた『少年王者』を夢中になって読んだのは、いつごろだったのだろうか。小… 読 む 小さな旅、愉快な思い出 朝の八時からいっしょに続けてきた仕事を、午後の二時に終わり、ぼくはその仕事相手の女性とふたりで、建… 読 む 「解釈憲法」の命日となる日 「解釈憲法」の命日となる日 二〇〇三年十一月十九日(*日付については、「まえがき」参照) 一… 読 む ホンダの90CCでマイアミからLAまで走ったら、ガソリン代はなんと二十ドルだったというハイウエイ・ストーリー。 ホンダのスーパーカブC90から発展していった軽量のトレール・モデルに、CT90というバイクがあった… 読 む 風景のなかにむき出しでほうり出されて ロード・マップに印刷された道路をぼんやりとながめているだけで、かつて体験した旅を、次から次へと、思… 読 む シジミ汁のシジミを数えよう! 三等船客のための簡素な日本食の食事に味噌汁がついていた。その味噌汁がもしシジミ汁であったなら、まず… 読 む 憧れのハワイ航路 「チャイチャイブー」のひと言がなぜぼくにとって衝撃的であったかについて書くまえに、秩父丸に三等客とし… 読 む 今日も小田急線に乗る 小田急線の駅名のなかに「ヶ」という片仮名が六つある。そのうちの四つは花と関係している。その花とは、… 読 む 「の」の字のコレクション 五年ほど前、古書店のカタログを見ていて、思いついた。なんとかのかんとか、というふうに「の」の字ひと… 読 む 映画の中の昭和30年代 『山の音』 映画の中の昭和30年代 『山の音』 失われた日本、消えた昭和。半世紀以上も前の映画に触発されて蘇… 読 む 日本のMの字 日本のMの字 この二点の、どちらの写真においても、撮っているときにはまったく意識しなかったの… 読 む 世界はすべて片仮名のなか 日本語には片仮名という書きかたがある。どんな外国語であろうとも、おおよそのところでよければ、その音… 読 む 平成十一年の五つの安心 平成十年に日本で首相を務めている人物が、自らを「ヴォキャ貧」であると評したことは、日本にとって記念… 読 む 主体的に判断しながら様子を見る日本 主体的に判断しながら様子を見る日本 二〇〇三年十月二十九日(*日付については、「まえがき」参照)… 読 む 言葉はきわめて人工的に身につく 言葉というものは誰もがいつのまにか自然に身につけていくもの、と信じて疑わないのが日本人だ。生まれて… 読 む いつもの自分の、いつもの日本語 かつて日本の首相がアメリカのTV局で時局討論番組に出演したとき、放映されたその番組を僕は見た。この… 読 む ペラペラとはなにだったか 英語がペラペラ、という言いかたがある。なにを言っているのか自分にはわからないが、日本人が外国人と英… 読 む 作家とはなにか 日本の書き手によって小説が書かれるとき、ごく一般的に言って、舞台は日本そして時はいまとなる。過去を… 読 む 『蛇の目でお迎え』はこう作られた 「メイキングを書いてみようか」。作家・片岡義男のひと言からうまれた書き下ろし「『蛇の目でお迎え』はこ… 読 む 縦書きか横書きか メモや下書きを書くとき、僕は横書きしている。いつ頃からそうだったのか、もはや自分にもわからないほど… 読 む 主体でも客体でもなく 鎖国という制度を終わりにして開国したとき、日本は西欧から技術としての科学を受け入れ、科学の精神のほ… 読 む 東京で電車に乗ると、なにが見えますか 結婚式場の広告ポスターを、僕は以前から興味を持って観察している。東京だと、結婚式場の広告ポスターは… 読 む ガールたちの戦後史 ガールという言葉は、それ単独では、日本語として定着していない。日本におけるガールの始まりはモダン・… 読 む 一九五七年の春をさまよう 知らない町を歩いていたら古書店があった。入ってみた。古書と呼び得る本と最近の本とが、半半にある店だ… 読 む 簾と提灯のグラフィックス 簾と提灯のグラフィックス この写真にある光景は、僕にとってはグラフィックス以外のなにものでもない… 読 む 62 63 64 65