今日この頃だから
東京を撮る 37
今回の「東京を撮る」は、写真に撮ることを前提とした片岡義男の日常のエッセイになっています。ある意味、商売道具とも言えるノートブックも、使う予定はなく、しかし、使えそうなシチュエーションはいくらでも考えられるという話など、写真を撮ることと日常生活の連続している部分と分断した部分の双方を一度に見せてくれます。同時に、送られてきたレモンとキンカンを送られてきたままの形で撮影し、この連載では既にお馴染みとなった、昔の仙台駅の写真を立体化して撮影するシリーズの最近のものも掲載。正に「今日この頃」です。
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