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片岡義男.com 全著作電子化計画

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評論・エッセイ

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作品一覧

公開作品 2266

サウンドスケープを歩く 7

サウンドスケープを歩く 7

 BOSEのヘッドフォーンを写真に撮ることになった。ヘッドバンドを頭にかぶせてイアー・パッドを耳たぶ…

サウンドスケープを歩く 6

サウンドスケープを歩く 6

 一九七四年から十三年にわたって、FM局の週に一度の二時間番組の進行役を僕は務めた。会話と音楽がほぼ…

サウンドスケープを歩く 5

サウンドスケープを歩く 5

 デスクトップを一台、買うことを考えている。インタネット・ラジオへのアクセス専用にしたい。持ち歩くこ…

サウンドスケープを歩く 4

サウンドスケープを歩く 4

 230SQというボーズのスピーカーをこんなふうに写真に撮ってみた。せっかくだからアンプを経由してC…

サウンドスケープを歩く 3

サウンドスケープを歩く 3

 ジャズやジャズ・ヴォーカルのCDには紙ジャケットに入ったものが多いようだ。一九五〇年代、六〇年代ア…

サウンドスケープを歩く 2

サウンドスケープを歩く 2

 二十代なかばからごく最近まで、原稿を書くための専用の机として、松本民芸家具によるライティング・ビュ…

サウンドスケープを歩く 1

サウンドスケープを歩く 1

 ボーズのアコースティックウェーブミュージックシステムⅡというオーディオ装置の、自分にとってもっとも…

著者は語る

著者は語る

一 主人公は絵を描く青年です 『バスを待つうしろ姿』という短編を書いたのが、いまからもう3年ほど前…

この夢の出来ばえ

この夢の出来ばえ

片岡義男「あとがき」インタヴュー 聞き手・川﨑大助 ──写真家の横木安良夫さんが、こんなことを仰っ…

赤いボディ、黒い屋根に2ドア──アメリカの雑誌広告でたどる275台の自動車の容姿

赤いボディ、黒い屋根に2ドア──アメリカの雑誌広告でたどる275台の自動車の容姿

 この本の材料となっている写真は、アメリカの雑誌にかつて掲載された広告だ。このようなかたちで再使用す…

Coffee Table Reading

Coffee Table Reading

1 死者も手をのばす一杯のコーヒー  子供の頃からいろんなコーヒーを飲んできた僕が、これは最高だと…

服と私──着る服、脱ぐ服

服と私──着る服、脱ぐ服

 六歳年下の弟は野球少年だ。高校ではさらに野球を続けるため、彼は今年の春から全寮制の高校の一年生とな…

サンフランシスコ再び

サンフランシスコ再び

子供の頃、父親に連れられ、ゴールデン・ゲート・ブリッジへ行った。自動車で一往復。僕に見せたかったのだ…

70's Vibration ことなる価値を生み出す

70's Vibration ことなる価値を生み出す

1960年代が67年そして68年には早くも終わり、次の時代が始まっていた。時代がこれほどに大きく変わ…

Travel writing 路地を徘徊する

Travel writing 路地を徘徊する

いまの僕が好んでおこなっている東京歩きは、幼児の頃の体験にまでさかのぼることが出来る、と思い始めてい…

冷酷に、冷静に

冷酷に、冷静に

『イン・コールド・ブラッド(冷血)』を読み終えたとき、作者のカポーティに関して僕が持った感想は、彼は…

叙情の影を聴いた 6

叙情の影を聴いた 6

一昨日、彼女から電話があった。写真のことで小さなお願いがひとつある、と彼女は言った。そのお願いを聞く…

叙情の影を聴いた 5

叙情の影を聴いた 5

おなじ大学の芸術学部で写真を勉強した同期のふたり。その頃は親友どうしだったが、卒業して恋人の仲となり…

叙情の影を聴いた 4

叙情の影を聴いた 4

妻とふたりの昼食を終えて、彼はキチンでコーヒーをいれようとしていた。「ちょっと来て。見てもらいたいも…

叙情の影を聴いた 3

叙情の影を聴いた 3

夕食のあと彼は彼女に水鉄砲を見せた。二百円。「これできみに悲鳴を上げさせる。僕はまだきみの悲鳴を聴い…

叙情の影を聴いた 2

叙情の影を聴いた 2

「子供の頃に聞いた音で、いまはまったく耳にしない音に、どんなものがあるだろう」と、僕は言った。小学校…

叙情の影を聴いた 1

叙情の影を聴いた 1

僕はその番号に電話をかけてみた。つながって呼出し音が聞こえ始めた瞬間、僕の記憶の底から彼女が蘇った。…

Ansel Adams IN HIS ROOM

Ansel Adams IN HIS ROOM

 アンセル・アダムスが撮った写真、そして彼が過ごした生涯のすべては、カメラ・オブスキュラの体験から始…

読む、映画『ラヴレース』 『ディープ・スロート』がポルノ映画と呼ばれた時代

読む、映画『ラヴレース』 『ディープ・スロート』がポルノ映画と呼ばれた時代

 リンダ・ラヴレイス。ひと頃しばしば見た名前だ。見たとは、活字で。片仮名に翻訳されて、あるいは英語の…

読む、映画『旅人は夢を奏でる』 女がそろってお話は完璧だ

読む、映画『旅人は夢を奏でる』 女がそろってお話は完璧だ

 原題は直訳して「北への道」という。南北に長いフィンランドのほぼまんなかを、ヘルシンキから出発して北…