作品一覧 公開作品 2281 58 59 60 61 昼寝についての本を書くために 昼寝の本を書くために昼寝をしにいく――。五月のある日、僕は新幹線に乗って京都へいった。昼寝の実践はす… 読 む ひと口だけ飲む世界中の酒 酒瓶を眺めるのが好き。ひと口ずつ味わってみるのが好き。ひと口だけ飲んでみた世界各国の酒を友人に進呈す… 読 む 僕はいまでも万年筆を買う 神田・駿河台下の金ペン堂という店へ最初に入ったのは、僕が二十代なかば頃のことだった。原稿をたくさん書… 読 む ほかの季節に遊ぶ楽しさ 季節の本の基本は歳時記だ。一冊だけ持っている歳時記の冬の季語を見ていたら、初めて知る言葉があった。そ… 読 む 黒い流れから遠く 都会という、何重にも虚構のつみかさねられた内部に生きるのは、くりかえされる自然の営為とは無関係に、目… 読 む アズベリー・パークからの挨拶状 ブルース・スプリングスティーンのロックンロールは、おおむね丸くなってしまって鈍い、当面のことに対して… 読 む ロディオ・クイーン・オヴ・アメリカ。二〇歳、身長五フィート九インチ。美人。いったいどんな女性なのだろう。 アメリカ人は何かにつけ、クイーンを選びたがる。。女装愛好者の女王を決めるものもあれば、お笑い目的なの… 読 む 自動車のライセンス・プレートの読みかたとか、パーソナライズド・プレートのことなど。 日本人には馴染みのないライセンス・プレートについて語る。州ごとに発行されるプレートの種類は違ったり、… 読 む ユニット・フォトグラファーという不思議な写真家について、ほんのすこしだけお勉強してみた。 製作進行をカメラ越しに撮影する人のことをユニット・フォトグラファーという。映画撮影のオフショットやデ… 読 む ブルックス・ブラザーズのカタログの英語説明文をよく読むとこんなに勉強になるということです。 自称・アイビーときて、ドキッとする団塊世代は少なくないだろう。VANだのJUNだのそれなりにやり腐っ… 読 む 古い建物を、こわさずにレストアして救ってあげるという、家づくりのグッド・アイディア。 アメリカでは愛すべき古い建物が取り壊されず、レストアして長年愛されるのは環境の違いかも知れない。日本… 読 む アメリカには、キャンディ・バー風景というものが、たしかにあるようだ。 アメリカでは定番のジャンクフードは日本でもだいたい流行ったように思える。ハンバーガーなど知らない人は… 読 む 『ニューズウィーク』誌の新製品紹介ページに私たちの近未来がはっきりと見える。 すぐれた新しい考え方による製品やプロセスに出会うと、近未来が目の前に一瞬だけ見える。最前線にいる人は… 読 む 土曜日の午後の映画館では、歌をうたうカウボーイの西部劇で、子供たちが大さわぎだった。 1930年代半ば、アメリカで西部劇映画がスランプだった頃に現れた「歌うカウボーイ」たちの映画。土曜の… 読 む 風船ガムを自分の体よりも大きくふくらませることができるなんて、知らなかった。 眠気覚ましやストレス発散に今も昔も皆に愛されたガム。公共の場でくちゃくちゃするのがマナー違反というの… 読 む ぼくは八歳になった。カブ・スカウトに入会した。ユニフォームを着ると、とても可愛かった。 かつては子供たちの学校外での活動の筆頭格でもあったボーイ・スカウトやカブ・スカウト。日本では少子化な… 読 む ビートルズとともに七七号までつづいた『ザ・ビートルズ・ブック』というビートルズの専門月刊誌がかつてイギリスにあった。 全32ページの薄っぺらい雑誌。しかし、じっくりながめると面白い写真が多々。とにかくなにより待ち望んだ… 読 む セヴンナップをアメリカで売上げ第一位にしようとするソフト・ドリンク戦争。 どこにでも戦争はある。コーラは体によくない、飲むのをやめよう、さあ、戦争だ!と言ってもどうすりゃいい… 読 む 全米ビートルズ大会に集まった人たちは、ビートルズ・メモラビリアの展示即売や交換に夢中だった。 「メモラビリア」とは今で言うならキャラクター・グッズとでもいうべきか。1974年、ビートルズ・マニア… 読 む 一九四〇年代の自動車について考えていたら、いまの自動車は原寸大のプラモデルのように思えてきた。 乗用車が面白くなくなったのはいつの頃からだろう。1960年代のマスタング、日本にも愛好者の多い、大陸… 読 む 大瀧詠一追悼 僕があたえられた役割、書くということ 成瀬巳喜男をめぐる 第四回 ゆきこは辻という名前なのだと、ようやく僕は発見した。旅館の女性従業員が、ゆきこに呼びかけるとき、辻… 読 む 大瀧詠一追悼 物語はこのように始まり、このように終わる 成瀬巳喜男をめぐる 第三回 平日の朝、ハルオは登校していく。彼以外にも子供たちが何人か歩いている。学校に向かっているのだ。そし… 読 む 大瀧詠一追悼 物語はこのように始まり、このように終わる 成瀬巳喜男をめぐる 第二回 大瀧詠一追悼 物語はこのように始まり、このように終わる 成瀬巳喜男をめぐる 第二回 『銀座… 読 む 大瀧詠一追悼 物語はこのように始まり、このように終わる 成瀬巳喜男『銀座化粧』を介して 僕と大瀧詠一さんは三十年前に初めて会った。当時のFM各局でオン・エアされていた週に一度の二時間番組… 読 む 真珠湾をバックに『トラ・トラ・トラ』を観た夜 南海の島の、星の多い夜空にむかって、横長の四角形に、どことなく荒涼たるさびしい雰囲気をたたえて、ス… 読 む 58 59 60 61