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片岡義男.com 全著作電子化計画

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評論・エッセイ

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作品一覧

公開作品 1897

あのときの日本といまのこの日本

あのときの日本といまのこの日本

 もっとも効果的な戦いかたは、日本軍の本土である日本を直接に爆撃することではないか。日本を相手におこ…

『東京五人男』一九四五年(昭和二十年)

『東京五人男』一九四五年(昭和二十年)

 一九四五年の七月、日本に対して連合国側から、降伏してはどうかという勧告があった。ポツダム宣言だ。日…

『ハナ子さん』一九四三年(昭和十八年)

『ハナ子さん』一九四三年(昭和十八年)

 映画の冒頭、タイトルよりも先に、「撃ちてし止まむ」という言葉が画面に出る。この言葉を僕は知っている…

吉永小百合の映画 『さようならの季節』

吉永小百合の映画 『さようならの季節』

『さようならの季節』 一九六二年一月/日活〔監督〕滝沢英輔〔出演〕浜田光夫・香月美奈子 他 『さ…

『上を向いて歩こう』

『上を向いて歩こう』

『上を向いて歩こう』 一九六二年三月/日活〔監督〕舛田利雄〔出演〕坂本九・浜田光夫 他  中村八…

瀬戸の潮風、うどんの香り

瀬戸の潮風、うどんの香り

 岡山県の宇野と四国の高松を結んでいた宇高連絡船に僕が初めて乗ったのは、三十代のちょうどなかばだった…

海苔を巻いたおにぎりの謎

海苔を巻いたおにぎりの謎

 つい先日、残暑が続く平日の午後、いつもの私鉄の電車に乗って、僕は新宿に向かった。空いている席があっ…

僕はチェリーを忘れてた

僕はチェリーを忘れてた

 東京でいちばんおいしいピッツアの店、と僕がいつも言っているピッツアの店で、何とおりかの前菜のあと、…

ご飯のおかずが、ご飯

ご飯のおかずが、ご飯

「こうしておいしい料理を次々に食べて、ワインの酔いもほどよくまわってくると、頭のずっと奥の片隅に、気…

占領とヌードル・スープ

占領とヌードル・スープ

 小さな空き箱がひとつあれば、それを道具にして子供はさまざまな遊びを工夫することが出来る。空き箱では…

オカズヤのオイナリサン

オカズヤのオイナリサン

 稲荷ずしは子供の頃からよく知っている。好きな食べ物のひとつだ。スティームド・ライスを食する方法とし…

トマト、胡瓜、豆ご飯、薩摩芋

トマト、胡瓜、豆ご飯、薩摩芋

 自分のところの畑の一角には夏にはトマトが実った。海へいく途中でその畑の近くをとおるなら、寄り道をし…

大変なときに生まれたね

大変なときに生まれたね

 推理小説作家の横溝正史さんは、夏を軽井沢の別荘で過ごしていた。確か一九七五年の夏、横溝さんにインタ…

明日への希望は社会の財産

明日への希望は社会の財産

 一九六二年に公開された日活映画『キューポラのある街』で、若い女優としてまず最初の頂点をきわめた頃の…

鉛筆を削るとき

鉛筆を削るとき

 僕は鉛筆を削るのが好きだ。ひとりで鉛筆を削っているときの自分の状態を、僕は好いている。鉛筆を削るこ…

ささはらおうだんほどうきょう

ささはらおうだんほどうきょう

東京を撮る21で、横断歩道橋を忘れていたことに気がついた流れなのか、今回のテーマは千歳船橋の駅から歩…

夕食までの一時間

夕食までの一時間

2019年8月8日の経堂。駅を出て、夕食の約束のある店までの道のりを撮影して歩いた1時間の記録が、今…

玉川学園から町田へ

玉川学園から町田へ

町田の写真を撮るために、最寄り駅である玉川学園駅へと向かう片岡義男氏は、新しいカメラである富士フイル…

提灯の玉川学園

提灯の玉川学園

2019年の夏、かつて撮影した記憶はあるものの、これまでキチンと向き合っていなかった、提灯のある風景…

世田谷3丁目から東へ、2019年6月21日

世田谷3丁目から東へ、2019年6月21日

これまでのCANONのG1Xマーク2から、富士フィルムのX-E3に18-55のズームレンズという装備…

町田、2019年

町田、2019年

今回の「東京を撮る」は、「東京を撮る16  経堂、2019年」の約二週間後、同じ2019年の6月に町…

経堂、2019年

経堂、2019年

今回の「東京を撮る」は感度調整の機能が故障したらしいフジ・フィルムのX30というデジタルカメラで撮影…

世田谷代田・経堂、2019年

世田谷代田・経堂、2019年

2019年5月の、地下ホームへと移行を済ませた小田急線世田谷代田駅のホームから始まって、かつての商店…

松陰神社前、2018年

松陰神社前、2018年

「東京を撮る」、今回は2018年9月の松陰神社前の風景です。かなり前に、もう一度ここに来て写真を撮る…

僕の国は畑に出来た穴だった

僕の国は畑に出来た穴だった

この作品は、『日本語の外へ』「第2部 日本語──ペシミズムを越えようとしていいのか」 …