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片岡義男.com 全著作電子化計画

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評論・エッセイ

アタマがカラダを取り返すとき

生活に必要なものは、すべて店で買うことができるが、満足しているだろうか。選択の余地が大きく残されているように宣伝されているけれど、ほとんどない。商品に対する不満。そして、商品によってとりかこまれつくしている自分に対する不満やいらだちがうかんでくるとき、どのようなことにぼくたちは気づくのだろうか。

底本:『町からはじめて、旅へ』晶文社 二〇一五年改版(一九七六年初版)
初出:『アドバタイジング』一九七五年八月号

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