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評論・エッセイ

ブギはトータルなのだ

子供のころから、いろんな音楽を浴びていたが、ブギの影響が濃いものに対して、その濃さに応じて全身がときめいていた。なぜだかは、わからない。ブギ・ビートが体ぜんたいで好きだからにちがいない。ブギは、それを聞くと踊らずにはいられないという体の状態がおこってくる。なぜだろう——。

底本:『町からはじめて、旅へ』晶文社 二〇一五年改版(一九七六年初版)
初出:『ユリイカ』一九七六年一月号

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