作品一覧 公開作品 2288 54 55 56 57 はぐれ鳥のプロローグは、エロール・フリンの海賊映画だ 「故郷」を失ったぼくは、大都会のまんなかに住んでいる。その大都会の一角をいま自分の「故郷」だと呼べる… 読 む メロドラマ 「乾杯」と、ぼくが言った。微笑して、彼女もグラスをかかげた。気のせいかもしれないが多少ともぎこちなく… 読 む 夕焼け小焼けの あたりは、とても静かだった。おそい秋の、よく晴れた一日の夕方だ。畑のなかの道路に、自動車は走っていな… 読 む 人生は流線型 現住所も家も家族も持たず、定職もなく、放浪の旅に必要なほんのわずかな身のまわりのものだけを持ち、ただ… 読 む USハイウエイのマリワナ美人 ハイウエイを西にむけて走っていた。ぼくから見て前方の、いちばん手前にいる自動車は、鮮やかなグリーンの… 読 む ロング・ライダーズは彼方へ走り去る ぼくは子供のころ、西部劇をたくさん観た。だから、西部劇、というとその当時に観た数多くの西部劇が、あい… 読 む 一九五〇年代、夢の工場 『一九五〇年代の映画スターたちのポートレート』は、いろんな意味で面白い。当時を知っている人たちは、ス… 読 む まるでカラー写真のように 現実の光景を、ただあるがままに描いただけなら、その絵はおそらく統一もなにもない、雑然とした、紙の上に… 読 む 風とドライ・マティニ 海のすぐそばに建っているリゾート・ホテルのプールサイド——ラスト・オーダーはぼくだけだった。ドライ・… 読 む 身のうえ話 その2 大学を卒業した年の四月一日から三か月間、ぼくは毎日、会社にかよった。月曜から金曜まで、毎朝おなじ場所… 読 む 映画、というもの カリフォルニアで観た一本のみじかい映画を、ぼくはいま思いだしている。主人公がおもむろにハイウエイのむ… 読 む Meadという四文字を見ると僕は反応する 片岡義男がノートブックに真面目に向き合った体験の一番最初は、作文用のコンポジション・ブックだという。… 読 む ボールペンの軸の色はどれにしますか 必要なときに取り出して使うようなボールペンは、役目や機能、インクの色などが普遍性を体現する部分として… 読 む 黄色い幸せと赤い色の充実 文房具には黄色に着色されたものや、黄色の印象の物体が多い事実には誰もが気づくことが出来る。黄色が文房… 読 む 猫に分度器、小鳥にコンパス 文房具は多くの場合、使う対象を目で見ながら手で使う。はじめて使おうと思った時に感覚的に正しく使えてし… 読 む 白い色は僕にどのように作用するのか 白い色の芯の鉛筆を買い集めるというアイディアを得てから、白い色からの力が僕に作用を及ぼし始めた。どん… 読 む 十二色のチョークと八色のチョコレート 最近は学校での電子黒板の導入も進み、チョークや普通の黒板は遠いものになりつつあるのかもしれない。ドイ… 読 む 窓ガラスに描くためのクレヨンをどうぞ クレヨンで窓ガラスに落書きをした、という記憶は誰にもあるかもしれない。そんな時に使うのがワックス・ク… 読 む 色は概念だ、物語だ、言葉には色がある 色とは何か。どの色もそれぞれ自分を主張し、他のすべての色とは異なっている。色に言葉で呼び名をつけるの… 読 む 白い芯の鉛筆にたどりつく 趣味で鉛筆を買い集めていたら、白い芯の鉛筆に気持ちが傾き、集めたのはなんと35本。白い色とは何か、を… 読 む 消すことによって生まれる新たな可能性 消しゴムは間違えて書いたものを消し去る道具、と考えるのは不毛の極みだ。消しゴムは、実は、まったく新た… 読 む 短くなった鉛筆はすべてタリスマンだ 短くなった鉛筆をどうするか。タリスマン(お守り)としていつも持ち歩くのがよい。その際には補助軸に逆さ… 読 む 彼は鉛筆を削りながら交差点を渡っていった A4サイズの四百字詰め原稿用紙、赤い軸の鉛筆、芯ホルダー、黄色い鉛筆削り。20代の頃、神保町の出版社… 読 む 鉛筆を買う、という趣味の始めかた 文房具店でふと気まぐれを起こし、気に入った鉛筆を折に触れて三本、四本と買っては鉛筆立てに立てていく。… 読 む オートポイントというアメリカらしさ まだ原稿が手書きだった時代、一番活躍したかもしれないと片岡義男が考える筆記具が、オートポイントのシャ… 読 む 54 55 56 57