作品一覧 公開作品 1883 51 52 53 54 カレーライス漂流記 2016年10月から毎週、1年間に渡って夕刊フジに連載されていたカレーライスを題材にした短い文章をま… 読 む つい、こないだ 下北沢南口商店街を写真で再現した中学生時代に始まって、しかし、その写真を捨て「過去はない」と言った2… 読 む なりにけらしな京都 2018年に片岡義男が、篠原恒木、八巻美恵と共に何度か京都に赴いた、その日帰りの旅の様子を中心にした… 読 む 代田2丁目19あたり 2019年9月13日の午後に、世田谷代田駅を地上に出て、駅前からかつて片岡義男氏が住んでいた代田2丁… 読 む 友だちの家で食べた 友だちの家で初めて食べたものが、僕には多いような気がする。印象が強く残り、したがっていまでもよく覚… 読 む 酸っぱい酸っぱい黄色い水 戦後の小学校で僕より学年で一年だけ下だった男性が、小学校で体験した給食について、かつて僕に語ってく… 読 む 昔から知っているこの三人 サン・メイドというブランド名の干し葡萄が僕の子供の頃からある。これはいいおやつだった。カリフォルニ… 読 む 銀の鱗に陽ざしを受けて 銀鱗煮干し、というものを七百グラム、いま僕は片手に持っている。ポリエチレンの透明な袋に入っている。… 読 む チャーリーが作ってルーシーが食べる アメリカ各地の新聞に連載されていたチャールズ・シュルツの『ピーナッツ』は、一九五三年のある日、横に… 読 む あのトースターの謎を解く 一九五十年代のなかばに自宅で使っていたトースターを、解けないままに残ったひとつの小さな謎として、い… 読 む チャタヌーガ・チューチュー チャタヌーガ・チューチュー 朝のまだ早い時間なのに、居間はもう暑かった。陽がさしこんだりはし… 読 む あのときの日本といまのこの日本 もっとも効果的な戦いかたは、日本軍の本土である日本を直接に爆撃することではないか。日本を相手におこ… 読 む 『東京五人男』一九四五年(昭和二十年) 一九四五年の七月、日本に対して連合国側から、降伏してはどうかという勧告があった。ポツダム宣言だ。日… 読 む 『ハナ子さん』一九四三年(昭和十八年) 映画の冒頭、タイトルよりも先に、「撃ちてし止まむ」という言葉が画面に出る。この言葉を僕は知っている… 読 む 吉永小百合の映画 『さようならの季節』 『さようならの季節』 一九六二年一月/日活〔監督〕滝沢英輔〔出演〕浜田光夫・香月美奈子 他 『さ… 読 む 『上を向いて歩こう』 『上を向いて歩こう』 一九六二年三月/日活〔監督〕舛田利雄〔出演〕坂本九・浜田光夫 他 中村八… 読 む 瀬戸の潮風、うどんの香り 岡山県の宇野と四国の高松を結んでいた宇高連絡船に僕が初めて乗ったのは、三十代のちょうどなかばだった… 読 む 海苔を巻いたおにぎりの謎 つい先日、残暑が続く平日の午後、いつもの私鉄の電車に乗って、僕は新宿に向かった。空いている席があっ… 読 む 僕はチェリーを忘れてた 東京でいちばんおいしいピッツアの店、と僕がいつも言っているピッツアの店で、何とおりかの前菜のあと、… 読 む ご飯のおかずが、ご飯 「こうしておいしい料理を次々に食べて、ワインの酔いもほどよくまわってくると、頭のずっと奥の片隅に、気… 読 む 占領とヌードル・スープ 小さな空き箱がひとつあれば、それを道具にして子供はさまざまな遊びを工夫することが出来る。空き箱では… 読 む オカズヤのオイナリサン 稲荷ずしは子供の頃からよく知っている。好きな食べ物のひとつだ。スティームド・ライスを食する方法とし… 読 む トマト、胡瓜、豆ご飯、薩摩芋 自分のところの畑の一角には夏にはトマトが実った。海へいく途中でその畑の近くをとおるなら、寄り道をし… 読 む 大変なときに生まれたね 推理小説作家の横溝正史さんは、夏を軽井沢の別荘で過ごしていた。確か一九七五年の夏、横溝さんにインタ… 読 む 明日への希望は社会の財産 一九六二年に公開された日活映画『キューポラのある街』で、若い女優としてまず最初の頂点をきわめた頃の… 読 む 51 52 53 54