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評論・エッセイ

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作品一覧

公開作品 2262

片岡義男のアメリカノロジー フランク・マッカーシーの西部画。

片岡義男のアメリカノロジー フランク・マッカーシーの西部画。

 少年のころぼくはなぜだか西部劇小説をペーパーバックでよく読んだ。何百冊と読んだ。長いあいだ毎週のよ…

片岡義男のアメリカノロジー 娯楽映画の雑誌広告に宣伝の原点を見る。

片岡義男のアメリカノロジー 娯楽映画の雑誌広告に宣伝の原点を見る。

 普通の映画館でごく一般的に公開される映画、つまり内容がシリアスだろうが馬鹿げていようが、上出来だろ…

片岡義男のアメリカノロジー 「ブルックリンはアメリカン・ドリームの発生の地だよ」とイタリー系青年は笑った。

片岡義男のアメリカノロジー 「ブルックリンはアメリカン・ドリームの発生の地だよ」とイタリー系青年は笑った。

 ヨーロッパで休暇をすごして帰って来たニューヨーカーたちのあいだで昔から言われていたひとつの軽い冗談…

片岡義男のアメリカノロジー シンプル・ライフというアメリカ的ベイシックス。

片岡義男のアメリカノロジー シンプル・ライフというアメリカ的ベイシックス。

 ホノルルのブックストアで『バック・トゥ・ベイシックス』(基本にかえる)という本をはじめて見たとき、…

片岡義男のアメリカノロジー 素晴らしきごく普通のアメリカ人。

片岡義男のアメリカノロジー 素晴らしきごく普通のアメリカ人。

 いまのアメリカの、ごく普通の日常的な光景のなかで、普通の平凡なアメリカ人たちを彼らのきわめて平凡な…

片岡義男のアメリカノロジー アン・ランダースの処方せん。

片岡義男のアメリカノロジー アン・ランダースの処方せん。

 昼すぎから雪になり、夜のあいだずっと降りつづいて明くる朝にはすくなくとも数センチはつもっているはず…

片岡義男のアメリカノロジー つい最近出会った「今のアメリカ」を感じさせる話

片岡義男のアメリカノロジー つい最近出会った「今のアメリカ」を感じさせる話

時代を象徴する美人モデルたち。そして、ブルック・シールズ  アメリカのニュース週刊誌『タイム』の2…

片岡義男のアメリカノロジー 70年代に廃刊になった『ルック』の70年代特集をみつけた。

片岡義男のアメリカノロジー 70年代に廃刊になった『ルック』の70年代特集をみつけた。

 かつてアメリカに『ルック』という名前の雑誌があった。大きさは265ミリ×335ミリの大判で、ページ…

片岡義男のアメリカノロジー 『アウトサイド』誌で読んだふたつの面白い記事の話をしよう。

片岡義男のアメリカノロジー 『アウトサイド』誌で読んだふたつの面白い記事の話をしよう。

『アウトサイド』というアメリカの雑誌が、1979年の9月号から1980年の9月号まで、7冊、ここにあ…

片岡義男のアメリカノロジー 34年前、ボビーソクサーはアメリカの希望の星だった

片岡義男のアメリカノロジー 34年前、ボビーソクサーはアメリカの希望の星だった

 1946年のアメリカに生きていたティーンエージの女のコたちはどんなふうだったか、というのが今回のテ…

片岡義男のアメリカノロジー アーリー・ウィンターズのカタログが届くたびにボクの財布はカラになりそうだ。

片岡義男のアメリカノロジー アーリー・ウィンターズのカタログが届くたびにボクの財布はカラになりそうだ。

 シアトルにアーリー・ウィンターズという名前の会社および店がある。日本語でいうと初冬社だろうか。アウ…

片岡義男のアメリカノロジー 「気分はもう夏」とくれば無人島、そして進駐軍の携帯食だ。

片岡義男のアメリカノロジー 「気分はもう夏」とくれば無人島、そして進駐軍の携帯食だ。

 ポパイ・ザ・セイラマンがマンガの主人公としてアメリカではじめて登場してきたときの、開口一番、まず最…

片岡義男のアメリカノロジー ハーヴァードでも特にエリートが好む、一冊の論文誌を紹介しよう。

片岡義男のアメリカノロジー ハーヴァードでも特にエリートが好む、一冊の論文誌を紹介しよう。

 本誌のこの号(*『POPEYE』一九八〇年一月十日号)はアイビー特集だというのでそれにちなんだネタ…

片岡義男のアメリカノロジー 《兵隊文庫》と『ザ・ホワイト・アルバム』 アメリカを見ぬくための2つの活字メディアの話をしよう。

片岡義男のアメリカノロジー 《兵隊文庫》と『ザ・ホワイト・アルバム』 アメリカを見ぬくための2つの活字メディアの話をしよう。

 アメリカのさまざまなメディアをとおして日本人がアメリカに触れる、というかたちでの文化交流の歴史が、…

片岡義男のアメリカノロジー アメリカを手っ取り早く勉強してしまうための本がたくさんあるぞ。

片岡義男のアメリカノロジー アメリカを手っ取り早く勉強してしまうための本がたくさんあるぞ。

上等なアメリカ人が例外なく、人前で話すことがうまいのは?  アメリカのハイスクールには《スピーチ》…

片岡義男のアメリカノロジー 不屈の闘志を秘めたオールドタイマーの話がすさまじく面白い。

片岡義男のアメリカノロジー 不屈の闘志を秘めたオールドタイマーの話がすさまじく面白い。

より大きな波を、いかに早く滑るかがすべてだった  オールドタイマーたちの物語が、すさまじく面白い。…

片岡義男のアメリカノロジー 孤独と自己との厳しい闘いを純粋にエンジョイしてしまうのがアメリカ人だ。

片岡義男のアメリカノロジー 孤独と自己との厳しい闘いを純粋にエンジョイしてしまうのがアメリカ人だ。

 写真をまず見ていただきたい。ジェームズ・フィックスという中年のアメリカ男性の写真だ。『ライフ』や『…

片岡義男のアメリカノロジー コンバーティブルはいまはもうアメリカのひとつの〝過去〟になってしまったのだろうか?

片岡義男のアメリカノロジー コンバーティブルはいまはもうアメリカのひとつの〝過去〟になってしまったのだろうか?

 コニー(コンバーティブル、の省略的な愛称)についてあれこれ考えているうちに、フォード・フェアレーン…

片岡義男のアメリカノロジー アイスクリームをナメてはいけない。

片岡義男のアメリカノロジー アイスクリームをナメてはいけない。

戦争とアイスクリームの関係に興味ないかい。  ぼくが子供のころ基地のGIたちに聞かされた話だが、B…

片岡義男のアメリカノロジー ラハイナ・ボーイたちは砂糖キビ畑から吹いてくる甘い風で目を覚ます。

片岡義男のアメリカノロジー ラハイナ・ボーイたちは砂糖キビ畑から吹いてくる甘い風で目を覚ます。

 風の香りに目が覚める。まだ雲のない朝の山から砂糖キビ畑の上を吹き渡ってくる風だ。甘い風。量感がある…

片岡義男のアメリカノロジー ぼくにブリキのピストルの面白さを教えてくれたのは、ひとりの海兵隊員だった。

片岡義男のアメリカノロジー ぼくにブリキのピストルの面白さを教えてくれたのは、ひとりの海兵隊員だった。

 ボビー・ジョンスンは、自分の掌の上に乗せたブリキのオモチャのピストルを、しげしげと見ていた。  大…

片岡義男のアメリカノロジー 『ハンク・ウイリアムズと共にすごす夕べ』とジム・オーエンという男の話。

片岡義男のアメリカノロジー 『ハンク・ウイリアムズと共にすごす夕べ』とジム・オーエンという男の話。

 ハンク・ウイリアムズが死んだのは、1953年の1月だった。今年でもう25年になるのだ。  1952…

片岡義男のアメリカノロジー トラック・ドライヴィング・マンたちは、まさにハイウェイのフォーク・アートだ。

片岡義男のアメリカノロジー トラック・ドライヴィング・マンたちは、まさにハイウェイのフォーク・アートだ。

 カントリー・アンド・ウェスタンに、トラック・ドライヴィング・ソングと呼ばれる歌のジャンルがある。あ…

片岡義男のアメリカノロジー ハワイの若い世代の民族意識が2枚の『ホーム・グロウン』というレコードを作り出した。

片岡義男のアメリカノロジー ハワイの若い世代の民族意識が2枚の『ホーム・グロウン』というレコードを作り出した。

『ホーム・グロウン』というタイトルのレコードを知っているだろうか。いまハワイで高い人気をあつめている…