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片岡義男.com 全著作電子化計画

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評論・エッセイ

片岡義男のアメリカノロジー アーリー・ウィンターズのカタログが届くたびにボクの財布はカラになりそうだ。

 シアトルにアーリー・ウィンターズという名前の会社および店がある。日本語でいうと初冬社だろうか。アウトドアや自然愛好者たちのためにいろんな小物類をつくって売っているところだ。自分のところでファクトリーを持ち、自社製品をつくって自社のブランドをつけているが、ほかから仕入れたものを売るリテイラーでもある。かなりきびしい山歩き用品のすべてがここでととのえられる、という店ではないが、楽しい小物がいちおうはそろっている。本誌でいつだったか紹介されていた、どしゃ降りの雨に叩かれながらでもメモがとれるというウォータープルーフ・フィールド・ノートブッ…

『POPEYE』一九八〇年五月十日号

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