作品一覧 公開作品 2313 38 39 40 41 僕はバラッドに徹しよう 5 タイム・スリップ喫茶店への道 商店街に入る手前の、ちょっとはずれた場所に、喫茶店があった。やや昔ふうの、店構えそれじたいがタイム・… 読 む 僕はバラッドに徹しよう 4 葡萄が歩み去った方向 ある日の午後おそく、電車で帰ってきた僕は、改札口を抜けて駅の外へ出た。電話をかける用事があったのだが… 読 む 僕はバラッドに徹しよう 3 雨の夜の、急な階段 路地の十字路の角にある建物の、角に面したまさに角の部分に、人がひとりやっととおれるほどの幅で、二階へ… 読 む 僕はバラッドに徹しよう 2 銭湯まで百五十歩 ある年の五月一日から十月三十一日まで、賃貸契約を半年残してそのアパートを引き払い、田舎の実家に戻った… 読 む 僕はバラッドに徹しよう 1 いきつけの喫茶店 神保町の路地のなかほど、間口は入口のドアひとつぶんしかないような、席の数はせいぜい二十、奥に向けて細… 読 む JELL-O ゼラチン・デザートは、たいへんに不思議な食べものだ。いちばん好きな淡いグリーンのキューブは幻のように… 読 む 1959年、西部劇は終った 1950年代は、ぼくにとっては近いような遠いような不思議な時代だ。1955年から現在までに30年が経… 読 む ぼくならケチャップはハインツ ハンバーガーというものは、ケチャップをかけて食べるための「台」のようなものであり、ハンバーガーを食べ… 読 む 1959年12月、いつものダイナーに集まった5人の青年たち 1982年にアメリカで公開された映画『ダイナー』は、公開と同時に、たいへんな好評を得た。日本だと青春… 読 む サーフィン・サウンドについてのささやかなお勉強 波乗りというスポーツ兼ライフスタイルをインスピレーションの土台にして生まれてきた音楽を、総称してサー… 読 む ビールの空き缶に値段がつくなんて、思ってもみなかった ビールの空き缶コレクションは、1930年代からすでにホビーとしてあった。しかし、隠れホビーとして表に… 読 む 『どこでも、ここでさえなければ』を、絵に描いてふたとおり モナ・シンプスンの長編小説『エニイホエア・バット・ヒア』を、ペーパーバックとハードカヴァーのふたとお… 読 む ミッキー・マウスのネクタイ 名門の幼稚園なのよ、と妻は言っていた。名門の幼稚園などに僕は興味はないのだが、そのへんの幼稚園に入れ… 読 む よく知っている遠近法 「自分がよく知ってる世界のなかに吉田さんを置いて、観察しなおしてみなさい、という樹里子の意見は正しか… 読 む アーバン・カウボーイとすれ違った男 誘われる女 ななめうしろから、名前を呼ばれたような気が、ふと、した。まわりには人がたくさんいた。ふりかえってみた… 読 む アーバン・カウボーイとすれ違った男 誕生プレゼント 東京駅の八重洲口側を歩いていたら、彼女にばったり会った。へんなきたない鈴が天井からさがっているあたり… 読 む アーバン・カウボーイとすれ違った男 昨日とおなじに 窓から風が吹きこんできた。春の風だ。冷たさがほんのりと残っているが、肌に触れるときの感触や香りは、春… 読 む アーバン・カウボーイとすれ違った男 芯先の秘密 ボールペンというものをぼくが最初に手にしたのは、七歳くらいのころだったと思う。書き味と、書ける線や文… 読 む アーバン・カウボーイとすれ違った男 ラジエーター・ベロ 真夏の暑い日の犬が口の外に出しているベロの冷却効果に関して、ながいあいだ疑問的興味を持ちつづけていた… 読 む アーバン・カウボーイとすれ違った男 不毛の二時間 二十五メートルは泳げると彼女は言っていたが、水に入ってくるときの動作や雰囲気だけ見ていても、すこしも… 読 む アーバン・カウボーイとすれ違った男 強情と水泳 彼女は、水泳ができない。泳げるようになろうと思って何度も修得をこころみたのだが、そのたびにごくあっさ… 読 む アーバン・カウボーイとすれ違った男 パチンコ店にて 親友とふたりで入った巨大なパチンコ店の、パチンコ玉の自動販売機でぼくは玉を買った。紙幣をさしこむとこ… 読 む アーバン・カウボーイとすれ違った男 魅力ある喋り方 魅力的な喋り方というのは、特に若い女性にとってはたいへんな財産になるとぼくは思うのだが、そんなことな… 読 む アーバン・カウボーイとすれ違った男 碧眼・日本女性像 友人のひとりに、アイリーン・パワーズというアメリカ人女性がいた。マサチューセッツ州の名門で金持ちの家… 読 む アーバン・カウボーイとすれ違った男 窓外の風景 椅子をうしろに引き、腰を前にずらすようにしてすわり、ライティング・デスクのうえに両足をあげた。たいし… 読 む 38 39 40 41