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『ミステリマガジン』2021年9月号で片岡義男のハヤカワ文庫収録作品紹介

雑誌『ミステリマガジン』(早川書房刊)2021年9月号の特集「ハヤカワ文庫JA総解説ミステリ篇 PART1〔501~993〕」で、片岡義男作品が紹介されています。《片岡義男コレクション》について解説を書かれた小野塚由佳さんは「どの巻に収録されているどの短編も珠玉であり、数ある作品集の中でもこのセレクションこそが片岡義男入門としてマストであると断言したい」とし、「ハードボイルド、恋愛小説、私立探偵小説……それぞれ分類したあとに『やっぱり片岡義男というジャンルだね』と言いたくなる。この質感を多くの読者に体感してもらいたい」と書かれています。

「ハヤカワミステリマガジン」2021年9月号はこちら

本誌で紹介されているのは、ハヤカワ文庫の「JA」(JAは日本人作家=Japanese Authorの略)として刊行された以下の5作品です。

『夏と少年の短篇』(JA504)
『彼女が演じた役 原節子の戦後主演作を見て考える』(JA605)
片岡義男コレクション1『花模様が怖い―謎と銃弾の短篇』(JA935)
片岡義男コレクション2『さしむかいラブソング―彼女と別な彼の短篇』(JA955)
片岡義男コレクション3『ミス・リグビーの幸福―蒼空と孤独の短篇』(JA958)

これらに収録された作品はすべて片岡義男.comでもお読みいただけます。また、各電子書店で作品ごとの販売もしています。この夏休み、あらためて片岡義男の世界に浸ってみませんか?

●『夏と少年の短篇』収録作品
「私とキャッチ・ボールをしてください」
「夏はすぐに終る」
「あの雲を追跡する」
「which 以下のすべて」
「おなじ緯度の下で」
「永遠に失われた」
「エスプレッソを二杯に固ゆで卵をいくつ?」

●『花模様が怖い―謎と銃弾の短篇』収録作品
「心をこめてカボチャ畑にすわる」
「夜行ならブルースが聴こえる」
「白い町」
「夕陽に赤い帆」
「彼女のリアリズムが輝く」
「狙撃者がいる」
「花模様にひそむ」

●『さしむかいラブソング』収録作品
「さしむかいラブソング」
「シャツのボタンが段ちがい」
「ひと目だけでも」
「人生は野菜スープ」
「いつもの彼女、別な彼」
「一日の仕事が終わる」
「箱根ターンパイクおいてけぼり」

●『ミス・リグビーの幸福―蒼空と孤独の短篇』収録作品
「ハンバーガーの土曜日」
「旅男たちの唄」
「ミス・リグビーの幸福」
「ダブル・トラブル」
「探偵アムステルダム、最後の事件」
「ムーヴィン・オン」
「時には星の下で眠る」
「ビングのいないクリスマス」
「アマンダはここに生きている」
「駐車場での失神」
「いつか聴いた歌」

2021年8月5日 17:42 | 片岡ニュース

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