岩波書店『図書』にて連載中の片岡義男エッセイ「CDを積み上げる」。8月号では藤圭子さんの５枚組CDを取り上げます。古い歌のカヴァー曲は16曲ありますが、これらの歌について片岡は「懐かしい昔の歌」ではなく「良く出来たフィクション」として受け止めているといい「時間などはたやすく超える」と書いています。また歌詞の中の言葉について、「その部分の音符がどの高さや長さなのかを、歌声という音声で知らせる記号のような指標としてとらえる」という独特の歌詞の理解の方法も述べています。

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■関連エッセイ

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・「去りにし夢、しのぶ面影」
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■関連リンク

・藤 圭子　アーティスト公式サイト
・「藤 圭子　艶・怨・演歌」CD５枚組