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『週刊朝日』に片岡義男による書評が掲載

11月8日発売の『週刊朝日』2022年11月18日号「週刊図書館・今週の一冊」に、片岡義男による書評「本は人に買われ、人に渡り、人を呼ぶ」が掲載されています。
作品は、向井透史著『早稲田古本劇場』(本の雑誌社)です。

本書は古書店の二代目店主によるもので、10年ほどにわたって書店の帳場から見た風景を記録したものです。本書について片岡は「『店先の面白劇場』は豊富だ。こんなに面白いとは知らなかった」と書き、本書に登場するさまざまな客の「生態」をいくつか紹介しています。そして「本は人に買われる。古書店を経由して、人から人へと、本は渡っていく。人を呼ぶ。これは確かなようだ」と評しています。

「週刊朝日」2022年11月18日号

AERAdot.でもお読みいただけます。

■関連リンク

『早稲田古本劇場』向井透史著・本の雑誌社

■関連作品

【エッセイ】
「ウェスト・エンドの都市伝説」
「古書の世界では東京と江戸、戦後と戦中がフラットにつながっている」
「一九五七年の春をさまよう」
「古書店で『映画の友』を買い集める」
「洋食屋から歩いて五分で古本屋」

2022年11月9日 15:30 | 片岡ニュース