VOYAGER

片岡義男.com 全著作電子化計画

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メイキング

『蛇の目でお迎え』はどうつくられたか

小説はいかにして生まれるのか──。2017年1月13日、小説「蛇の目でお迎え」の舞台となった東京都世田谷区の喫茶店POEMで、取材は行われました。「片岡義男 全著作電子化計画」の萩野正昭が、作家・片岡義男の着想と創作の真髄を探ります。[全2回・連日掲載]

メイキングのはじまり
喫茶店の椅子に腰掛けてしばらく待っていると、階段を上がったガラスのドアの向こう側に作家・片岡義男は現れた。年が明けて初めての出会いだったので、おめでとうございますと軽く挨拶のつもりでついこんな言葉が出た。


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