株式会社宣伝会議が運営するwebサイト『AdverTimes.（アドバタイムズ）』に、コピーライター・秋山晶さんへのインタビューが掲載されており、その中で1980年に制作したカーステレオ「ロンサム・カーボーイ」のコピーについて語られています。

『AdverTimes.』記事はこちらから。

　秋山晶さんは1936年生まれ。キユーピーマヨネーズのコピーを半世紀以上手掛けていることでも知られていますが、その他にもサッポロビール、サントリー、キャノン、トヨタといった数多くの企業のコピーも手掛けられ、現在も第一線で活躍されているコピーライター・クリエイティブディレクターです。
　1980年にパイオニア株式会社から発売されたカーステレオのコピーを作るにあたり、当時何度も読み返していた片岡義男の作品『ロンサム・カウボーイ』を使いたいと考えたことや、FM番組『きまぐれ飛行船』のパーソナリティーをしていた片岡義男の声が気に入っていたことから、初対面でお願いをし快諾をもらったなど、当時の片岡とのエピソードを交えながら「ロンサム・カーボーイ」の広告コピーについて話されています。
　そして「片岡義男という作家が太陽としてあり、その熱量でこのコピーをつくった」と締め括っています。

■関連作品

【ぼくは片岡さんが大好き】
・「第5回　ロンサムとは」
【わたしの片岡義男】
・渡部幻「Back to 1981」
・吉上恭太「きまぐれ飛行船にのっていた頃」
【エッセイ】
・「あすへの話題　きまぐれ飛行船」
・「７枚ずつひと組の、ジャズのＬＰをながめる」（『個人的な雑誌 1』所収）
【インタビュー】
・「生きるに楽な場所を探しちゃいないか？——映画評論家・大久保賢一さんに聞く３０年前のこと」

■関連リンク

・CM「パイオニア　コンポーネントカーステレオ　Lonesome Car-boy」