３月７日発売の新刊『アンソロジーたまご』（主婦と生活社）に、片岡義男の「東京オムライスめぐり」が再録されています。

『アンソロジーたまご』の詳細はこちらから。

『アンソロジーたまご』は、37人の小説家・随筆家による「たまご」にまつわるエッセイを集めたアンソロジーで、卵を使った料理の思い出や、お気に入りの卵料理などが語られています。
　片岡義男の「東京オムライスめぐり」は、『日本カメラ』2004年12月号で連載「横置きの東京」の一篇として掲載されたもので、まだ幼い子供だった昭和21年頃、百貨店の食堂のようなところで初めてオムライスを食べた時の記憶などが書かれています。

　他の執筆者には佐藤愛子さん、林望さん、阿川佐和子さん、向田邦子さん、村上春樹さん、荻昌弘さんなど。錚々たる顔ぶれによるエッセイは、どれもが楽しめるものばかりです。

■関連作品

・「かあちゃん、腹へったよう」
・「ナポリタンのウィンドー・サンプルを探す旅」
・「東京のクリームソーダ」