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書評

英文字は急速に日本語になりつつある

〈書評〉キャサリン・A・クラフト著 里中哲彦編訳『日本人の9割が知らない英語の常識181』

 日本人の9割が知らないという英語の常識が、181項目も説明されている。常識を知らなければ、その英語は間違いだらけだ、ということになる。まず初めの項目である001を読んで、二十数年前のことを僕は思い出した。
 当時しばしば仕事をともにした中年の男性編集者はよく眠る人だった。何人かで夕食をともにしていると、彼だけ壁によりかかって眠っていることが何度もあった。新幹線に乗って西へ向かうときには、隣の席にいる…

底本:『週刊朝日』2018年4月20日号

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