VOYAGER

片岡義男.com 全著作電子化計画

MENU

お知らせ

自動車Webメディア『KURU KURA』に「片岡義男の『回顧録』#3が掲載

自動車Webメディア『KURU KURA(くるくら)』に「片岡義男の『回顧録』#3──道路はそのままで小説になる 『湾岸道路』と『夜霧の第二国道』」が掲載されました。

『KURU KURA』はこちらから。

『湾岸道路』は1981年に雑誌『野性時代』で連載され、1984年に文庫化されると共に草刈正雄・樋口可南子の共演で映画化され話題となった小説です。片岡義男が「道路の名称はそのまま小説の題名に使える」ということを意識したのは小説を書き始めてからですが、その原点として大学生の頃に聴いた『夜霧の第二国道』という歌謡曲を挙げています。
道路の名前をそのまま使った作品としては他に『箱根ターンパイクおいてけぼり』がありますが、これ以外にも「小牧インターチェンジ待ちぼうけ」「環状七号線」「高速3号渋谷線」「千葉街道」といったタイトルも考えていた、と明かしています。

記事後半では「HARLEY-DAVIDSON FXS1200ローライダー ミニヒストリー」と題し、『湾岸道路』に登場するハーレー・ローライダーというオートバイが誕生した背景について、ハーレーダビッドソン・モーターカンパニーの歴史を追いながら紹介しています。

(なお、このエッセイは『JAF Mate Neo』2017年1月号掲載の「片岡義男の『回顧録』③」を元にした記事です。記事内容は年月も含め公開当時のものです)

■関連作品

『湾岸道路』
『箱根ターンパイクおいてけぼり』
エッセイ『湾岸道路』(「彼の後輪が滑った」より)
エッセイ「五年まえの湾岸道路」

2024年7月24日 15:30 | 片岡ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加