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『ひらく』第8号に片岡義男「僕の戦後」(2)が掲載

1月5日発行の雑誌『ひらく』(発行:エイアンドエフ)第8号の「論考」コーナーで、片岡義男の「僕の戦後」(2)が掲載されています。
『ひらく』は経済学者で、京都大学 人と社会の未来研究院特任教授の佐伯啓思さん監修による論考誌。今回の記事は昨年6月発行の同誌に掲載された「僕の戦後」の続編です。

雑誌『ひらく』についてはこちらから

作家・片岡義男は父親の仕事の関係で、戦後の3年間ほどの時期を広島県呉市で過ごしています。呉市で過ごしたこの3年を片岡は「(長すぎもせず、短すぎもぜず)たいそう良かった」としながら、岩国から呉に到着してすぐにルース台風に備え雨戸を釘打ちしたこと、友達と一緒に戦艦大和の造られたドックを見に言ったこと、洋画専門のリッツという映画館で『月下の銃声』などの西部劇を観たことなど当時の思い出を綴っています。
また、朝鮮戦争の頃に呉にいたという、作家の田中小実昌さんと新宿のバーで「Catch a Falling Star」という歌から発想した短編小説について話をしたことなども書かれています。

■関連作品

「僕の戦後」
「幼い頃の自分について語る」
「少年たちはたしかに映画を観た」
「玩具として買うには面白い」
「トリス・バー。バヤリース・オレンジ。バッテンボー」

2023年1月10日 14:30 | 片岡ニュース

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