VOYAGER

片岡義男.com 全著作電子化計画

MENU

お知らせ

西日本新聞に『言葉の人生』書評が掲載

11月20日付の西日本新聞 書評面に片岡義男『言葉の人生』の書評が掲載されました。タイトルは「言葉への特異な立ち位置」、評者は作家の大竹昭子さん。

大竹さんは日本語を学ぶ外国人にとって難しいのは、短縮されたり原語とは異なるアクセントや発音を持つカタカナ語である、とした上で、本書の中から「どんな外国語でもひとまずカタカナ書きにすると、そのとたんにそれは日本語になる、という魔法が日本語にはある」という片岡の推察を紹介。そしてそれらの言葉がたちまち広がっていくのは、日本語の共同体が稠密であるからではないか、としています。
そして片岡義男の言葉に対する態度について「日本語の共同体の外に立とうとする意思が明確である。(中略)戦後作家のなかで極めて特異な立ち位置を保ちつづける人である」と書かれています。

西日本新聞me 2021年11月20日(有料会員限定記事です)

■関連ページ

【お知らせ】
エッセイ『言葉の人生』が発売されました
婦人公論.jpに『言葉の人生』書評が掲載
『週刊文春』「文春図書館推薦」に『言葉の人生』が掲載
読売新聞 読書欄「本 よみうり堂」に『言葉の人生』の書評が掲載
産経新聞「産経書房」欄に著者インタビューが掲載
【わたしの片岡義男】
大竹昭子「写真の無意識に導かれて」

2021年11月25日 15:00 | 片岡ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加