読売新聞 読書欄「本 よみうり堂」に『言葉の人生』の書評が掲載
10月24日(日)付の読売新聞朝刊 読書欄「本 よみうり堂」にて、片岡義男の『言葉の人生』の書評が掲載されています。タイトルは「日本語の内向性を観察」、評者は早稲田大学教授の尾崎真理子さん。
文中では『日本語の外へ』(1997年)を引き合いに出し、「本書に並ぶ88のコラムは、その後も四半世紀、日本語の「内向きの力」についての卓抜な観察者であり続けたことを伝える」とした上で、『言葉の人生』の中からいくつかの言葉を紹介。「半世紀以上、小説やエッセイを多産してきた作家が、今もこれほど自国語と馴れ合わず、距離を保っている姿勢に感動を覚える」としています。
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2021年10月24日 17:00 | 片岡ニュース