小川珈琲「珈琲の広場」で『六杯のブラック・コーヒー』が紹介されました
京都市右京区に本店を持つ小川珈琲株式会社が8月31日にオープンしたWebサイト「珈琲の広場」。この中の「BOOK」コーナーで、片岡義男の短編『六杯のブラック・コーヒー』(『ロンサム・カウボーイ』所収)が紹介されています。
「珈琲の広場」は「珈琲文化の輪を広げ、未来につなぐ場所」として創設された小川珈琲のオウンドメディア。「堀部篤史の本と珈琲と。」と題されたコーナーで、京都の書店・誠光社店主の堀部篤史さんがブックレビューを担当されています。
第1回のタイトルは《「オーガニックハウスブレンド」と『ロンサム・カウボーイ』》。「六杯のブラック・コーヒー」で長距離トラックのドライバーに、馴染みのウエイトレスが淹れる「なんでもないが飽きがこず、次の一杯に手が伸びる」コーヒーについて言及し、「入魂の一杯もいいが、飽きのこない味わいが日常にあればもっといい」と書かれています。
「珈琲の広場」ではこのほかにも珈琲を楽しむための知識を学べる「珈琲の教科書」「珈琲の辞典」など、珈琲好きな方ならきっと楽しめるコンテンツが満載です。
■関連ページ
【「わたしの片岡義男」】
・No.11|堀部篤史「切るとせっかくのフレイヴァーが台無しになる」
【小説】
・『六杯のブラック・コーヒー』
【エッセイ】
・「コーヒーもう一杯」
2021年8月31日 18:30 | 片岡ニュース