週刊新潮に『いつも来る女の人』の書評が掲載
8月26日発売の『週刊新潮』9月2日号「Bookwormの読書万巻」に、片岡義男の短編集『いつも来る女の人』(左右社)の書評が掲載されています。評者は作家の大竹昭子さん。
大竹さんは「金曜日、雨模様、気温8度」の中での女性のセリフを取り上げ、「女性の登場人物にこのようなせりふを言わせることができるのは片岡義男くらいだろう」とし、「片岡は自分の身辺を素材にすることはないが、書くことへの切り込み方は他のだれとも異なりユニークだ。改めて唯一無二の書き手だと感じた」と評しています。
『いつも来る女の人』は、片岡義男.comにて連載中の「短編小説の航路」シリーズからの7篇と、書き下ろし1篇からなる作品集です。同シリーズのほかの作品は下記の「関連リンク」から全作品を読むことができます(会員以外の方は時間制限があります。会員になると公開中のすべての作品が読み放題となります)。
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【お知らせ】
・短編集『いつも来る女の人』が左右社より発売
■関連リンク
・「短編小説の航路」シリーズおよび関連作品
・小説トリッパー 2020年秋号
(「短編小説の航路」シリーズより3作品を収録)
・『窓の外を見てください』
(「短編小説の航路」シリーズより『踏切を渡ってコロッケ』を収録)
2021年8月31日 10:57 | 片岡ニュース