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書評

少年の頃、写真家は、夏の日を見ていた

 ジョエル・マイエロヴィッツの新しい写真集を手に入れた。『夏の日』というタイトルの写真集だ。『夏の日』というようなタイトルのもとに、マイエロヴィッツがどのようなカラー写真を見せてくれるのか、大いに期待して、僕はこの写真集を手にした。
 僕の期待に、彼の写真は、こたえてくれた。素晴らしい写真ばかりだ。はじめから順番に、落ち着いた気持ちで見ていくと、夏の一日のなかでの時間の進行にしたがって写真がならべてあることに気づく。何年かにわたって撮影された写真であり、たとえばひと夏のあいだにすべてを撮影したものではないけれど、夏の一日…

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