6月1日付東京新聞、および6月2日付中日新聞読書欄に、発売中の『シティポップ短篇集』（田畑書店）の書評「豊かさへの憧れと孤独」が掲載されました。評者は恵泉女学園大学教授の佐谷眞木人さん。

中日新聞6月2日付　書評欄

　書評では本書について、「近年ブームとなっている、1980年代のシティ・ポップと同時期に書かれた都会的な小説のアンソロジーであり、懐かしさより、忘れてしまっていた遠い記憶が蘇るような新鮮さがある」と評しています。そしてこの本が「1980年代都会小説オールタイム・ベスト」として、作家や作品の配列順が吟味されており、作家と研究者という二重性を持つ編著者の平中悠一さんによる「作品」でもある、と評しています。

『シティポップ短篇集』東京新聞掲載の書評はこちらから。

■関連作品

・『楽園の土曜日』
・『鎖骨の感触』