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自動車Webメディア『KURU KURA』に「片岡義男の『回顧録』#1が掲載

自動車Webメディア『KURU KURA(くるくら)』に「片岡義男の『回顧録』#1──あの排気音を小説のなかへ 『ときには星の下で眠る』とカワサキW1」が掲載されました。

『KURU KURA』はこちらから。

このエッセイの中で片岡は小説『ときには星の下で眠る』(1980)を書いた頃に、カワサキW1 650の排気音を小説の中に言葉で表現できないかを考えていたといいます。そして、スパークプラグの点火も含めて、燃焼室での燃焼をAという人とし、その燃焼によって押し下げられるピストンをBという人、そして押し下げられたピストンで回転させられるクランクをCという人に擬えて、共通するものを排気音とすることで3人の物語が可能ではないか、と考えていたといいます。

また、記事後半には編集部が『ときには星の下で眠る』の主人公の1人、平野和美の愛車であるカワサキW1について書いたミニヒストリーも掲載されています。

(なお、このエッセイは『JAF Mate Neo』2016年11月号掲載の「片岡義男の『回顧録』①」を元にした記事です。記事内容は公開当時のものです)

■関連作品

『ときには星の下で眠る』
『愛をこめてはいけない』

2024年5月30日 18:15 | 片岡ニュース