片岡義男の新刊『カレーライスと餃子ライス』（208ページ、1,700円+税）が晶文社から発売されました。

カレーライスと餃子ライスという、片岡作品ではポピュラーな料理を主題にしたエッセイ＋短編小説集です。第１章「カレーライスは漂流する」は、『夕刊フジ』で2016年から2017年にかけ連載されたエッセイ『カレーライス漂流記』に加筆訂正をし再構成したもので、新たに書き下ろし作品「母親の黄色いカレーライス」が加えられています。
第２章「餃子ライスはひとりで食べる夕食の幸せ」は、ライターの男性を主人公とした全編書き下ろしの短編作品です。これまでの片岡作品の「断片」がいくつか忍ばせてあり、片岡作品が初めての方はもちろん、昔からの読者の方ほど楽しめるはずです。

『カレーライスと餃子ライス』の詳細はこちらから。

■関連作品

・『カレーライス漂流記』
・「アーバン・カウボーイとすれ違った男　ライスカレー」
・「友だちの家で食べた」
・『焼き餃子とタンメンの発見』
・『雨は降る降る』（「短編小説の航路」シリーズ）
・「彼女と別れて銭湯のあと餃子」