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小説『去年の夏、ぼくが学んだこと』を公開

小説『去年の夏、ぼくが学んだこと』(東京書籍/2015年)を本日公開しました。

1967年、東京でフリーランスのライターの仕事をしている27歳の〈僕〉は、年明け早々に漫画雑誌編集長の大杉から、取材記事執筆の依頼を受ける。バーで打ち合わせをしている間に、〈僕〉は別の編集部から依頼されていた新しい連載のアイデアを思いつく……。これから小説を書こうとする主人公が、出版社の編集長、行きつけの店の女店主、取材相手の女性ダンサー、ジャズの蘊蓄を語りながらLPを聴かせるバーのマスターなど、彼を取り巻くさまざまな人々の日常での言葉や行動を受け取り、現実とは異なる世界を構築し、最初の短編小説を書くまでの半年間を描いていく。
「材料は日常のなかに無限にある。今ここにいる俺と君とはなにからなにまで、みんな違う。それが無数に集まって出来ているのが日常なんだ」

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2023年6月30日 00:00 | 電子化計画

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