BE AT TOKYO発行の『IN THE CITY DIGITAL』で、片岡義男「ドーナツを聴く」の第三十回『ここにシングル盤が十枚ある』が公開されました。

中古レコード店の店頭にあった、洋楽シングル盤の入ったいくつかの段ボール箱。それをそのまま、取捨選択を一切せずに箱ごと購入する……。片岡義男にとっては「何があるか」よりも、「店にあったままの風情で手元にある」ことの方が重要なのかもしれません。今回の10枚はその箱から抜き出されたものです。しかし抜き出したシングル盤10枚のA面とB面を、続けて聞くことは大変に忙しいのも事実です。だからこそ、初めてLPで音楽を聞いた人はずいぶんのんびりしたものに感じたのではないか、と片岡は言います。

「ドーナツを聴く」第三十回はこちらからお読みいただけます。

■関連エッセイ

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・「タクシーで聴いた歌」
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