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連作短編「グッドラックとしか言いようがない」から『文庫本を読む彼女』を公開

連作短編小説「グッドラックとしか言いようがない」(『マガジン・ノン』祥伝社/1985〜86年)から『文庫本を読む彼女』を本日公開しました。

 京都で大学生として過ごす中野裕司は、海外留学する妹の車をもらい受けるために上京していた。その夜、社会人の先輩とバーで待ち合わせをしていた裕司だが、約束の時間を過ぎても相手は一向に現れなかった。そんなとき、カウンターの向こうからホステスの柴田京子が彼に声を掛けてきた。話をするうちに徐々に打ち解けていった二人は、店が終わってから一緒に食事をすることにし、その後彼女の部屋へと向かう。彼女の部屋には天井に届くほどの本棚があり、そこには文庫本がびっしりと並んでいた。大学生の裕司と、3歳年上ながら50を超える職種や職場を転々としてきた京子との、ある一夜の物語。

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2022年11月18日 00:00 | 電子化計画

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