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『キネマ旬報』に「きまぐれ飛行船」ディレクターへのインタビューが掲載

12月20日発売の『キネマ旬報』2022年1月上・下旬合併号で、かつて片岡義男がパーソナリティーを務めたエフエム東京の番組『きまぐれ飛行船』(1974〜88)のディレクター・佐野和子さんへのインタビュー記事が掲載されています。タイトルは[『最後の角川春樹』外伝]「佐野和子が語る1970年代、ラジオと映画の蜜月〜『きまぐれ飛行船』の時代〜」。

この記事は11月に発売された『最後の角川春樹』(毎日新聞出版)の著者で映画史家の伊藤彰彦さんによるもので、この書籍の「外伝」という位置付けになっています。佐野和子さんはエフエム東京で『FM25時 きまぐれ飛行船〜野性時代〜』『FM25時 アメリカンサウンドシーン』などのディレクターを歴任された方。深夜放送が若者の間で大人気だった1974年、角川書店がスポンサーとなった事情や、当時角川書店の編集局長だった角川春樹氏が片岡義男にパーソナリティーを任せた理由などを語られています。
また、相手役としてジャズ歌手の安田南さんが決まった経緯や番組の中で片岡が果たした役割、まだ大学生だった故・森田芳光監督が熱心なリスナーであったことなどこれまであまり知られていなかったエピソードも披露しています。
なお、この番組は現在FM東京にも音源が残っておらず、録音をお持ちの方を探しているとのこと。もしお持ちの方があれば、ご一報ください。

『キネマ旬報』2022年1月上・下旬合併号はこちらから

■関連作品

【エッセイ】
「きまぐれ飛行船」
「カーメン・キャヴァレロ」
「個人的な雑誌 1」
【わたしの片岡義男】
高崎俊夫「ジャズの人、片岡義男」
吉上恭太「きまぐれ飛行船にのっていた頃」
【インタビュー】
「生きるに楽な場所を探しちゃいないか?――映画評論家・大久保賢一さんに聞く30年前のこと」

■関連リンク

『最後の角川春樹』
フレンドシッププロモーション

2021年12月21日 12:05 | 片岡ニュース

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